大切にした「半径10メートルの信頼関係」
コメント
注目のコメント
イベント当日の村井チェアマンのお話は学び満載だったのですが、改めて、記事を見ても、とても勉強になります!
「半径10メートルの信頼関係を大切にする」は、本当に鋭い洞察ですね〜!
各分野における質の高いプロ集団が集まった組織が失敗する理由の一つに、「コミュニケーション」があるかと思います。そして、村井さんが指摘されているように、近いところの「コミュニケーション」に問題があることが多い…。肝に命じます!
------------------
心がけたのは、「半径10メートルの信頼関係を大切にする」ことです。
私はリクルートに勤めて30年間、クライアントである他社の採用を扱ったり、自社の人事部長を務めたり、人材系子会社の社長を務めたりして、常に人と組織の関係を見つめてきました。
その間に、本業だったリクルートブックがなくなり、リクルート事件で社長が逮捕されて会社は巨額の借金を抱えました。でもそのような激震を味わって気づいたのは、そんなことでは会社はつぶれないし、社員は辞めないということです。
逆に、社長と専務がすごく仲が悪く、社長の意見に専務がすべて反対するような会社は存続が揺らぎます。また、社員が会社を辞めたがる理由を調べると、会社のビジョンが見えないとか給料が安いからではなく、目の前にいる上司や同僚に原因がある場合がほとんどです。つまり「半径10メートル」の信頼関係が欠如しているんですね。「社員が会社を辞めたがる理由を調べると、会社のビジョンが見えないとか給料が安いからではなく、目の前にいる上司や同僚に原因がある場合がほとんどです。つまり「半径10メートル」の信頼関係が欠如しているんですね。」
ケースバイケースだけど、結局部課長レベルで会社のビジョンなんて変えられないし、個々人の給与にコミット出来ないから、コミュニケーション図って働きやすい環境を整えてあげるしかない。
肝に命じます。