京大院生の書店員が「これ人生狂っちゃうよね」と思う本を選んでみた
cakes(ケイクス)
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コメント
注目のコメント
言わんとするところはわかりますが、
セレクションが私には違和感ありです。
ニーチェも、カントも無いし、
史記も、太閤記も、坂の上の雲も無い。。
村上春樹は、読むほどに好きになれない
気持ちがつのり、
三島は、表現の美しさが好きだが
人間って大変だと思ってしまう。
だいたい、頂上が食べ物も何も無いなんて
如何にも村上春樹的で、私の経験は、登れば
登るほど得られる物が多かった。
耽美的に、退廃する事が前提の様で
それが頂上なのか?と思う。
と言う様な事を書くとまた、島田さんは
人の気持ちが分からないと言われてしまうのだが。。幼稚園「桃太郎」(何処がエエ人なんや…。)
「白雪姫」(意地汚い娘やなぁ)
「小公女」(セーラを探している人が、隣に住んでいるセーラを見付けられなかったのは何故?)
小学校「空飛ぶ教室」「メリーポピンズ」(物の見方が変わった)
中学で「蜻蛉日記」(人間なんて千年たっても同じ…)
高校「堕落論」(これ以上突き詰めたらノイローゼになるから止めよう)
大学「とわずがたり」(家系図なんて当てにならない)
「貴族の階段」(大義って勝手な思い込み)コリン・ウィルソンなら「アウトサイダー」より、「性のアウトサイダー」の方が狂ってていいですよ。
京大院生でも、文学部か理学部じゃないと狂ってる人はあまりいなさそう。ただし、私は文学作品は大学院を中退して狂人を卒業した28歳以降にしか殆ど読んでません。俗世から離れていたので。
この中なら私のオススメはミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」。
しかし、激しく狂って生きていれば、本程度のものに狂わされることなんてないですよ。