天安門事件などの論文、中国からの閲覧遮断を英ケンブリッジ大が撤回
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注目のコメント
日本語記事来た。これは素晴らしい意思決定。
過去にもGoogleが直面したジレンマ。巨大市場の統治者の圧力に屈するか、それともそれに屈しないか。単純には答えの出ない議論であり、これは実は国際経営の人気の討議トピックでもある。
ケンブリッジらしからぬ意思決定と思ったが、恐らく出版局的には英語教材など爆発的な売上が望める中国を捨てるという意思決定はなく、それで一旦意思決定したものの、大学の方の人間が、流石にそれはないという意思決定をかなり短期間で下せたのだと思う。
ケンブリッジやオックスフォードといった組織には、最後の瞬間にまで思想の自由のガーディアンでいて欲しいと思うし、その理想を完遂できるぐらいの力があると信じている。
追記:ケンブリッジ大学のツィート。大学本体からというのが、今回の経緯を物語っている感じがする。
https://twitter.com/Cambridge_Uni/status/899654871636488193正しい決断。元教員として、とても嬉しい。
中国政府がケンブリッジ大学出版のサイトへのアクセス制限をかけるのは勝手だけど、ケンブリッジ大学側がそれに加担する必要は無い。おそらく、「中国政府の言う通りにするなら俺たちは二度と寄付しない」というOBOGからの圧力もあったのでは。昨日もコメントしたが、大学の経営上の意思決定だと思う。最初は中国を重視した意思決定、それによる反発が大きくて、中国以外のビジネスが減ったりブランドが下がることを気にしたのだと思う。