「スマホ生産工程のすべてをロボットに置き換える」(中国EMS)
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ロボット導入、極めて投資効果が高い状況が伺える。逆に、人件費がキーでなくなるのであれば、中国以外にEMSが広がって現地生産現地消費でリードタイムを減らしていく動きも出てくるだろう。あと、EMSの雇用は大きい。そこへの影響や、もし減るとすれば、それに伴い発生するであろう摩擦・叩きは、今後課題となっていくかもしれない。
『1万人が働く同社の工場ではこれまでに約3000台のロボットを使い自動化を推進する。同幹部は「導入費用は4―8カ月で回収できた」とし、投資対効果にも満足する。』遅かれ早かれ、あらゆる産業の製造現場にロボットが導入され、運用システムも多様化するでしょう。
エンジニアの仕事はデザイン、設計などの開発と、ロボットを基準にした生産ラインの設計・構築、そして歩留まり改善と効率化などのコストマネージメントになりそう。
そしていつしか、それらの作業もAIとロボットにお任せするようになるのかもしれませんね。ライツアウトファクトリーでファナック製ファナックがファナックを作るように。
https://www.autodesk.co.jp/redshift/lights-out-manufacturing-future-fantasy-or-good-business/全自動化のトレンドは今後も進んでいく事は記事の通りですが、一度納品した生産材でできる事は限られています。トレンドの移り変わりは激しいので、何千台クラスで納品した機械でも導入コストをペイする前に新しい機械が必要になるような事例もあるのではと思います。
また、不要になった中古機械の有効活用をビジネスにすることも考えられると思います。それらが安く市場に出回る事で全体的な供給過多になり、メーカーとしては少し古いモデルなどは売れなくなるかもしれません。
これだけの設備を何千台も導入するというのはEMSの発達以前はなかった事だと思うので、今後どうなっていくのか興味があります。