イスラエル沸騰。なぜユダヤ人がイノベーションを生むのか
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注目のコメント
この特集でも名前が挙げられている企業に勤めていた、技術者でもあり起業家でもあるユダヤ系米国人の友人に次のように尋ねたことがあります。
「なぜイスラエルからイノベーションが生まれるのか?」
その人の答えは、「我々は長く、自分たちで創ったものではない、様々なルールに囚われてきた。そのルールに則っるのではなく、自らルールを創る側になりたいという気持ちが強かった。それがイノベーションを生む原動力の一つになっている。」
イスラエルは2000年にいち早くプログラミング教育が高校で必修化された国でもあり、教育の観点からも大変興味深い連載。楽しみにしています。同様の記述があるけど、ユダヤ人の中でも欧州に起源を持つアシュケナージ系に科学的業績集中していて、人類全体の0.1%の人口で自然科学系のノーベル賞の25%受賞している。この解を遺伝的変異に求めた「一万年の進化爆発」という本はとても面白かった
>追記
上記の本についての戸田さんのまとめが秀逸。歴史的背景から指摘し辛い仮説を科学的な分析と大胆な姿勢で提示している野心的な作品人口の少ない小国でいうと、フィンランドなど北欧諸国も、テクノロジーへの傾注で注目されています。イスラエルでは以前は、「なぜノキアのような巨大企業がイスラエルで生まれないのか」と議論されたといいますが、今、ノキアが倒れ、スタートアップの時代が来ると、「スタートアップこそが、イスラエルらしいイノベーションのあり方だ」と自信を深めているようです。
また、イスラエルは人材も多様性が深まっており、必ずしもユダヤ人ばかりがテクノロジーを担っているわけではありませんが、やはり、それでも建国の祖であるユダヤ人のイノベーションの才能については、特集で深めていきたいと思っています。