【3分解説】大学入試改革、なぜ必要?高校教育40年の軌跡と未来
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2020年は戦後最大といわれる教育改革の年。SoftBankの一員として海外でチャレンジをしてきたからこそ、日本の成長戦略を憂い、また日本人の強みも再認識してきました。教育にSoftBankとして貢献したい。やるからにはど真ん中から逃げるなと孫さん。教育のど真ん中は学校だ。
今、学校で学ぶ子供はポストシンギュラリティを生きていきます。その子どもたちに今日、明日と大人は何ができるのか?多様なチームメンバーと正解のない問いに臨む。PBLというプロジェクトベースで学ぶという解。何より「教えなくていい」という解。日本人の強みを活かし、学校という他人がいる場での教育という強みを活かし、これからの学びの形を進化させるべく、Classi社としてベネッセチームとチャレンジをしています!構成・デザインを担当しました。
僕が高校を卒業したのは、はるか昔のこと。美大を目指していた僕は絵ばかり描いていた。周りのみんなは、受験に向けて予備校に行ったり、模試に明け暮れたりで、学校の授業を真剣に聞いてるヤツは(自分を含め)あまりいない感じだった。でも、改めて考えてみると、教育現場の主役は、学校の授業であり、先生と生徒のはず。受験のために、別の予備校に行ったり、そのためだけの勉強をするのはちょっとおかしい。
だから、現場教育の「足りない部分を補う」っていうベネッセの思想は素晴らしことだと思うし、IT技術などは民間の方が得意だろう。2020年に向けた新しい取り組みが、今の生徒たちの将来に役立つことを切に願う。ベネッセやリクルートなど便利なのは間違いないシステム。しかし、現実に活用できるかと言われると難しい。現場で経験すれば分かるが、生徒とのリアルなコミュニケーションが最も大きな影響力を持つことは今も昔も変わりないから。これは、例えばメールと顧客管理ソフトがあれば営業はいらない、とか言ってるのと同じ。
教育業界は極めて保守的、しかも教育関係者のIT音痴を通り越したアレルギー症状は末期的ですし。しっかり活用できている学校は何校あることやら。
ちなみにベネッセが学校現場に食い込んでいる要因の最たるものは営業力です。ベネッセなどのシステムは学校側が費用負担しないので、正直どこのシステムでも構わないんです。莫大なデータを持つベネッセは有利ですが、決め手は営業力。旅行代理店とベネッセはよく顔を学校に出します。仁義や誠意を重んじるタイプの多い学校教員という人種はこれに弱いんです。
あと、世界大学ランキングは英語圏以外の大学には不利、しかも母語で高等教育を受けられる場合はさらに不利なので指標にはなりにくい。また、外国の大学と東大の併願に関しても、非常に受験しにくい海外大学を受験している人間は、端からそちらが第一志望ですよ。当然東大受かってもよそ行きます。