日本の林業は「成長産業」、若者比率上昇など驚くべき状況になっていた
コメント
注目のコメント
関連情報です。「第Ⅳ章 木材産業と木材利用」より、輸出の内訳をみると、製材、合板等の比率が増加傾向にあります。
【平成28年度 森林・林業白書 概要】
第Ⅰ章 成長産業化に向けた新たな技術の導入
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/28hakusyo/attach/pdf/gaiyou-8.pdf
第Ⅳ章 木材産業と木材利用
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/28hakusyo/attach/pdf/gaiyou-1.pdf
わが国林業、木材産業の今後の可能性(DBJ、2017年3月)
http://www.dbj.jp/ja/topics/region/industry/files/0000027143_file2.pdf5年前まで林学科にいた人間として、事態が明るくなっている的な話を聞くと、そんなすぐ変わらないよと思ってしまう。
僕の理解なので、間違っている可能性はありますが、高度成長期前後に植林しすぎ、結局それらが管理されないまま手付かずに残されていて、管理者も不明確。結果として、一部を除いて品質はそれほどよくない木材予備軍が多数残っている。
それらの森は基本人工林なので、伐採したとしても、人の手を入れない限り、森は元通りにはならない。人工林はあくまで人工なので、常に人の管理を必要とする。それも数十年スパンでワンサイクルの長期戦。一時の盛り上がりだけじゃあ、乗りきれない。
こんな感じだった気がします。某王手の林業関係の企業の幹部の人が、日本の林業に明るい未來があるわけないと切り捨てていたことを思い出しました(笑)林業は今後の成長産業として、地域としての外貨獲得につながっていく。そしてエネルギーや断熱性能の高い新たな部材、建材開発などで地域内循環を促進していく流れもできてくる。