企業型保育所、定員7万人に 政府2万人追加へ
日本経済新聞
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誤解があるようですが、企業型保育所はオフィスビル内である必要はありません。複数企業で連携して利用者(社員)の多い最寄駅に共同で保育所を作ることも可能です。
こういうときこそ経済団体が主導して各社取りまとめてはどうでしょう。
加えて都心部にタワーマンションを建てるときは、マンション内に保育所を設置することを必須にしてはどうでしょう。企業型のネックは2点。近所の保育所ではなく職場まで子どもを連れていく通勤環境(時差出勤など働き方の柔軟化)。そして特に都内での保育士の確保。これらをセットで解消せねば。
「ないよりはマシ」というのが率直な感想。
東京のサラリーマンの平均通勤時間は59分、60分以上かけて通勤している人が半数を超えているが、あの「痛勤電車」に赤ちゃんを抱っこして乗るだなんて、半分虐待みたいなものなので、全く想像できない。
結局、「企業内保育所」の恩恵にあずかれるのは都心に住むVIPファミリーに限られるなーと思うと、「ないよりはマシ」だけれど、ベッドタウンに住んでいるミドルクラスファミリーは蚊帳の外だなーと思ってしまう。
企業内保育所の拡充の前に、ベッドタウンに住む人がリモートワークできるように、沿線各駅に託児所付きサテライトオフィスを拡充する方が先だと思います。