マネーフォワード、マザーズ上場へ 家計簿アプリ大手
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赤字での上場と言えば、近年ではクラウドワークスを思い出しますが、マザーズは"Market of the high-growth and emerging stocks" の略。本来は急成長企業が資金を調達するためのマーケットなんですから、仮に赤字上場となれば、急成長のための先行投資段階での上場ということで、むしろマザーズ本来の役割を果たしていると言えるのではないでしょうか。
粉飾は論外ですが、上場するからと言って過度に投資家の目を気にして小さくまとまったPLを作りに行くのではなく、どんどん投資していけば良いと思います。
ま、日経の記事ですから、 公式発表を待ちましょう。最近は単月黒字なら上場できるという噂を聞いたことがあります。
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記事の通り7月に東証への上場申請を済ませたのなら、上場日は東証審査期間(最短で2ヶ月)を踏まえて最速9月。個人的には、3Q決算まで見た10月上場がメインシナリオではないかと推測します(ウォンテッドリーも3Q見ての上場承認)。
マネーフォワードのPLとBSの規模は、上場時のユーザベースと同じくらい。ユーザベースも特別利益を除くと上場年度の前期(直前期)は赤字でした。
記事にあるバリュエーション100-200億円は、利益がほとんど出ていないとすると、Revenue Multiple(EVが売上高の8-10xとか、というバリュエーション手法。ネットデット殆どないのでEV = 時価総額)なのでしょうかね。だとすると、PER偏重の日本のマザーズIPOでは画期的だと思います記事に出ている業績である第五期の官報は見当たるが、それ以前のものはちょっとググったが見当たらず…
累計で50億近く調達をしていたはず。会社情報で株主を見ると、結構多くの株主がいる(金融機関は、調達目的というより連携目的と思われるが。
サービスとしては個人の家計簿(月500円)、企業の会計(MFクラウド会計、月2000円~)、経費精算処理(MFクラウド経費、月300円~)。toCとtoBの比率がⅠの部が出てきたら気になるところ。
今は赤字出ていても、特にtoBについては入った後に変えるのはなかなか面倒だと思うので、LTVでペイするのであれば広告費などをかけても早く獲得するのがキーだと思う。
http://corp.moneyforward.com/about_us/index.html