東京のメンズブランドは魅力的な投資先なのか、その出口戦略を探る
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注目のコメント
「ブランドによる」としか言いようが無い。ただ知名度の割に売れてないブランドが多い印象はある。
販路としては卸、直営、Webがあるけど、卸は地方のセレクトが瀕死だから大手セレクトに買ってもらえないと厳しい。ただ大手セレクトも発注量がどこまでなのかが問題。過去の話にはなるけど、国内デザイナーズブランドの1シーズンミニマム金額は上代で300〜500万くらいが多かったように思う。掛け率は55〜60%ってところか。てことは卸先が20アカウントあったとしても上代ベースでやっと1億程度。年間売上で卸だけで実質売上は1億ちょっと。
直営店とWebに関して運営ノウハウがあるブランドをほとんど見た事がない。直営店舗は1店舗あたり年間1億売れてたらいい方。Webは自社ECの売上なんか大してないだろうし、ZOZOで最近有名どころが出店したくらい。
確かに計算してたら10億売ってるところがほとんどないのもうなづける。。が、単体で拡大するのは難しいからHanaharaさんが仰る通りTOKYO BASEのような企業がどんどん買収して再編するのが1番いいように思う。投資先として見たとき、「東京のメンズブランドは固定客が多く、安定したビジネスが期待できる。」という見方はたしかに。コミュニティ化も、メンズブランドの方が先駆けて成功しているように感じます。
むしろコミュニティ化に比べて商品化は在庫リスクと商品企画の関係でリードタイムが長くなるため、ファンが商品を待ち望んでいるのに売るものがないという現象もところどころで起きているほど。
EXITとは方向性が異なりますが、大手セレクトショップや商業施設がまず「提携」というかたちで自社に卸す用の商品を安定的に供給できる環境を提供することで、ファッションビジネス全体が潤う仕組みが作れるのではないかと思います。ここで挙がっているブランドだと、プレーンなカットソー中心のアタッチメントは可能性があるかな。逆に作家性にこだわった小品番・小ロットのブランドは投資としては回収は難しいでしょうね。資金でのバックアップは大体うまくいかずブレイク前に寂しいお別れをすることが多いです。ほんらいは(今でいうと)STUDIOSのようなセレクト業態の小売企業が積極的に取扱いすることでバックアップしていくのが正しい姿だと思います。