アパレル販売不振の要因は調達と販売のリレーションギャップ
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誰に向けての記事なんだろうか。。
そもそもインディテックス(ZARA)と同様のサプライチェーンやインフラは普通のSPAには資金力的に真似できない。そんな事よりも多くのブランドで見られる紋切り型のブランドコンセプトから見直すべきだ。「大人の」「こだわりのある」のようなどこにでもあるコンセプト打ち立てて本当に売る気あるのかと問いたい。そんなにみんなヨガばっかりやってないから。ブランドアイデンティティの設計からミスしてたらブランディングしづらいでしょ。
VMDもMDを顧客にわかりやすく具現化する事が前提。VMDだけを切り離して書いてある事に違和感しかない。難しい言葉使いたいだけのように見えるのは僕だけなんでしょうか…。VMDで有名な小島先生のブログ。「アパレル販売不振の要因は調達と販売のリレーションギャップ」という課題設定はさすが!素材サプライヤーである自分も以前から感じているところです。
文中にも出てきたZARAのように
・コレクションやリサーチをベースにスピーディに新商品開発
・毎週新商品を投入(全世界の店舗に供給するので生産ロットは充分)
・売り切れ御免で再生産しない(在庫を増やさない)
・上記を実現する生地在庫の確保(GRAYと呼ばれる染め前の生地)
・染色整理→縫製→配送のグローバルネットワーク
という販売サイクルと連動したサプライチェーンの構築が一つの解。
もう一つはユニクロのように
・メーカーと共同で素材から開発
・どでかいロットで圧倒的なコストで生産
・大小様々なセールを駆使してしっかり売り切る
というモデルも一つの解かなと思っています。以前、自動車メーカーさんから聞いたモデルはこれに近いかもしれません。
需要を超える供給体制が構築されてしまっていて、チキンレースのように過当競争を繰り広げているというのが、私も含めた国内ファッション業界の構造的な課題だと思います。それに真摯に向き合い「調達と販売のリレーションギャップ」を製販企業の壁を超えて無くしていくのが解への道かな、と。今月のマンスリープロピッカーである「アパレル新潮流」の皆様のコメントをぜひ伺いたい記事!実際に日々現場では、どこにボトルネックを感じられていたり、どういう変化が起こっているのだろう?
産業論的に気になるのは、一部のメーカーでできているのに、なぜ広がらないのかという点。