高級ブランドが頼る繊維の匠「第一織物」の正体 「メード・イン・北陸」を世界に発信
コメント
選択しているユーザー
北陸は、化繊で著名な産地。その機械の数も規模も大規模。その機械をまわすための仕事を、縮小する日本市場でなく、自らの営業力で海外から獲得していることが本当に素晴らしい。
現場経験が豊富で、技術力をもった営業人員が、、海外文化・外国語も覚えて海外に出ていくのだと思われる。 そもそも、こういう現場経験ある人員は外部人員では獲得できないし、結局説得力のない提案内容になって売れない。 とくに、せっかちな海外ブランドに向けては。
注目のコメント
以前もコメントをしましたが、モンクレールには毛が飛び出ないテキスタイルなどが採用されていますね。
海外が7割とありますが本来は国内で売りたいそうです。しかし、デフレマインドからか採用されていませんでした。
最近は大手セレクトのオリジナルでも採用されているのを見かけるようになりましたね。我々の業界ではブランド力がありますが、それを消費者まで認知されるようになってほしいです。
余談ですが学生の頃、第一織物さんが学生向けにセールをしてくれたことがあり僕は大量に格安で購入させてもらいました。なかなか学生では産地の生地を使えないので貴重な体験をさせてもらいました。高感度ですのでデザイナーとしても刺激されます。面白い。個人的に注目したのは、海外に自社で販売していること。
一般論として、よく技術力含めたモノの違いは注目されるが、売る力は実際のビジネスでは重要なのに、注目が低いと思う。例えばファッション業界であれば、直接相手とつながりがあることで、相手のニーズを踏まえて製品を早く開発したり、過去に開発した製品を売ったりもできる。特にファッションはトレンドの変化が早いので、直接接して中抜きしていることによる早さのメリットは大きいだろう。
逆に、商社が中に入ることも多い。それは、売ることを専門にすることで情報が集まるため、多くの会社のニーズとできることをマッチさせることが期待されるため。それをしないで右から左に流すだけであれば、金融機能以外の付加価値は減る。ただ日本で生産されているってだけではなく、こういった素晴らしい機能や高い質感がきちんと認知された上で“メイド・イン・ジャパン”がブランドになると、国内の工場や生産側にも活気がでて、日本の繊維・ファッション業界が盛り上がる。最近は品質が本当に悪くてもブランドだったら買う人が多いので(Tシャツなどすぐヨレてペラペラ)、素材の何が素晴らしいのか、を簡単に知ることができるようになるとファッションカルチャーも変わる気がします。工場や繊維自体がPRされ、それらが明確なブランドになる日が楽しみです!