時価総額1兆円。ゾゾタウンが「百貨店の王座」を奪った日
コメント
注目のコメント
20年前、ユニクロがデザインやトレンドで勝負してきたら怖いけどまさかね?と話し、そうなりました。
ゾゾタウンが出てきたとき、ネットで服買うわけないと言われる中、前澤さんがその時代が来ると熱く語りそうなりました。
伊勢丹のリニューアルのとき、これ巨大セレクトショップを作ろうってことじゃない?まさかね? 結果見事にそうなりました。
業績やその後の去就はさまざまでも業界の構造を変えてきた御三方に共通するのは『勝ち馬にのる経営』では全くないこと。
勝ち馬に乗ろうとしても乗れないが、勝負のパラダイムをかえることはもっと難しい。三越伊勢丹としては、辞めた社長の大西が出るのであれば、新社長のトップインタビューは出ませんーー。
ニューズピックスで依頼したインタビューについて、そんな情けない返事を伊勢丹広報部からもらったのは、つい先週のことでした。曰く、メディアは大西の肩を持ってばかりで、社員のモチベーションも低下しているということでした。
でももし私が伊勢丹社員だったら、正々堂々とインタビューに答えず、前社長の動向に過剰反応するトップこそ、モチベーションダウンの理由になる気がします。ぜひ第1話のドキュメントを含めて、衰退する百貨店の舞台裏を、ご一読ください。「百貨店」という言葉を
①「百貨店を祖業とする企業」
②「百貨店業態」
という風に使い分けると、①は百貨店→駅ビル/ファッションビル→SC→ECという購買場所の変化(購買スタイルの変化)に対応している会社も多いと思います。JR名古屋髙島屋も一つの例でしょう。②はオーバーストアが問題でしょうね。新宿伊勢丹だけを一つの企業にできれば、ものすごく高利益率な優良企業になるだろうし…ただ、経営者としては良い遺産も負の遺産も両方に向け合わねばならない。自戒も込めて本特集はしっかりと読み締めていきたいと思います。
>時代の変化を前に、百貨店はこの20年間にわたり「空白の期間」を過ごしてきた。その結果、100年以上も消費者に愛されてきた百貨店は、多くの人々にとって不要な存在になりかけている