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まさに「消費者視点」のお手本のような話。ディスラプターは常に業界外から「顧客視点」を携えてやってくる。とりあえず、アイリスオーヤマの炊飯器は要チェック!
そもそもを忘れてスペックを上げて、結果として利用者が使いにくくなる。このような例はウチがやってるECやゲームも含め、どんなサービスにもあるね。気をつけんといかんとね〜!
インタビューをしながら、我ながら「しまった!」と思ったのが、炊飯器とお米の味についてのくだり。我が家でも1年ほど前に、炊飯器を買い替えたのですが、まさに「ちょっと高いほうが美味しいのだろう」と思い込んで、Amazonでやや高めの炊飯器をポチってしまったのを思い出しました。。。。。

アマゾンレビューや価格ドットコムの評価をいくら読んでも、知ることはできないニッポン家電の本当の姿は、非常に刺激的です。

またアイリスオーヤマが、こうした日本の家電市場における「盲点」を的確についているからこそ、成長しているのだということもよく理解できました。
過剰なスペックで迷走し続ける大手メーカー、一方マーケットイン発想のアイリス。その差の実態がすごく面白いなと思いました。

アイリスは大手電機メーカーの人員削減に目をつけて積極的に中途技術者の採用を行ってきたというのが戦略的ですね
たしかに。日本の家電メーカーよくわからないスペック競争しがち
アイリスオーヤマ炊飯器、使ってます!普通に美味しいです。値段とのバランスという意味ではめちゃ素晴らしいと思います。

お米のブランドごとの炊き分け機能がついてるのも、何か「安いだけじゃないぜ」という矜持を感じて、好きです。
記事にあるように、ベテランの技術者の方が消費者第一目線で、プライド高く作ってらっしゃるのだろうなぁと感じられ(半分以上単なる想像だったのですが)、アイリスオーヤマの一挙手一投足には注目してます。
過剰スペック問題はよく指摘されることですが、結局はターゲットと目的に合わせた開発をしているかどうか、だと思います。
アイリスオーヤマは照明器具までは自社工場があっても、さすがに家電はその多くが委託生産ではないかと。ただアイリスオーヤマも無印も、誰がどうやって使うかを明確に設定し、必要な機能にだけお金をかけるようにしている。
なお、マキタの掃除機は工事現場用で、バッテリーが工具と共通、大きいものをざざっと吸引するには向いているのだそうです。ホコリじゃなくてお子さんがこぼしたごはんを片付けるのにはいいんだとか。
スペック競争ではなく、顧客便益の競争であるべき。一方で、製品開発だけでなく営業努力なども必要だと改めて感じる。
白物(台所家電)は数少ないグローバル競争に巻き込まれていない、家電メーカーが儲けやすい領域。そこでも実質本位で競争が起こることは消費者としては極めて健全で嬉しいことなのだが、ユニクロ・ニトリの登場と重ねてしまう。

ちなみに、自分は学生時代に使っていた一万円程度の炊飯器を、数万円の炊飯器に変えた時に味の違いが分からなかった…ブランドに左右されない自分の舌に自信を持った!(違!?)
こないだ開発チームで私の入社前からの趣味、家電量販店散策をしてきました。興味があるのは一番高いやつと一番安いやつですね。ソフトウェア業界もクラウド以前は8割の機能が普段使われず、5割の機能は存在も知られてませんでした。一番基本的なものに合わせ、全てをシンプルに再設計したいものですね。
吸込仕事率はヘッドを外した状態での比較とのことですが、ダイソンの掃除機はモーターヘッドにこそ、ミソがあるのは使ったことがある人ならお分かりになるでしょう。あの強烈なモーターヘッドでゴミをすくい上げて吸い込んでいる。なので、吸込仕事率はそれほど高くなくてもモーターヘッドが仕事してるから大丈夫というわけですよね。ダイソンのキャッチコピーである「吸引力が変わらない」のは実はどっちでも良かったりして。
たぶん、アイリスの人もそれは当然分かってることでしょう。

炊飯器は釜勝負に意味が無い!というのはこれまた飯盒炊爨で上手に炊いたご飯が美味しいことを考えれば水と火加減、お米の量がキーという点もわかるように思います。

日本市場と言うのは非常に特殊な市場です。勿論そんな特殊な炊飯器を好んで買っていく隣国の人々もいるわけですが、特殊な競争はやめてしまえば、それはそれで値段と性能のバランスが取れた家電を比較しながら買うことが出来るようになると思います。早くそうなればいいなあ。

追記
先日のバーミキュラの記事とコメントを読んでその差が面白いなーと思いました。ほんの少しの差異にこだわる人もいれば、こだわらない人もいる、そういうことかな。
この連載について
今、知りたい注目のニュースの真相から全体像まで、やさしく徹底解説。プロピッカーや有識者による対談、オピニオン寄稿、直撃インタビューなどでお届けする、NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。
アイリスオーヤマ株式会社(英語: IRISOHYAMA INC.)は、宮城県仙台市青葉区に本社をおく、生活用品の企画、製造、販売会社である。2000年代からは家電事業に力を入れ、2012年からは他の大手家電メーカーでリストラにあった優秀な技術者を大量に採用し加速させた。 ウィキペディア