宇宙から野菜の生産予測--農業先進国のオランダが新たな挑戦
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編集を担当しました。オランダの農業テクノロジーについて、予想以上の反響に驚いています。ざっくりまとめますと・・・
・オランダは米国に次いで農産物輸出において世界第2位
・だけど、オランダの国土面積は米国の約4.2%しかない
・農業関連の材料とテクノロジが全体の9.4%に達している
・気候など不確定要素を管理し、生産性を維持させるシステム
・これをオランダ政府は農家が無料で利用できるようにする
・スタートアップを促すための50万ユーロを用意
・医療、ロボティクスなどイノベーションを加速させる方針
・農業相大臣「“メイド・イン・ホーランド” はチーズ、チューリップだけではない」
一度、現地を視察しないと!ライターの水迫さん、執筆ありがとうございました!
注目のコメント
日本がお手本にしているオランダですが、1980年代 までは日本と同じ家族経営中心の小規模農家が大半でした。
1990年代から集約化が進み、大規模農家が増え、卸売市場を通さず大手卸事業者への直接販売するのが主流になってきました。
オランダは、農業を産業のひとつとして成熟させるべく、農業予算の1/4を研究開発に投入し、農家保護よりも研究開発を重視してきたことより、環境制御システムなど、農業関連のテクノロジ分野が、全体の9.4%(約1兆円)を占めるまで発展してきています。
農水省はオランダ型農業を追従し、色々な政策を行っていますが、気候や土地の形状が違う日本にそのまま導入できるわけではないと思います。
日本に最適な形に変えて適用し、発展していけるような戦略を検討して頂きたいです。
私も住田さんのコメントに同意です。今後は、日本の農業の発展のために最もリターンが大きいところに予算を割り振って頂けることを期待しています。
日本の農業は、まだなかなか変わらない古い体制やしがらみがあるため、農業で何か新しいことをやろうとすると二の足を踏む企業が多いのが現状だと思います。
何か面白いことが起こりそう、新しいことにチャレンジできそう、新しい方向に切り開かれそう、そういう機運作りを盛り上げて頂きたいです。
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本来農水省とかいう国の組織は、こういうインフラ整備とかに投資しないといけないと思うんですがどうでしょうか。価格コムとか農業女子とか、謎のPRとかやってる場合じゃないと思うんですが……。直感的ですが、地方創生による規制緩和で、県主導から自立し始めた市町村の農政関係者向けサービスとして合いそうな気がします。
オランダには私たちのようなデータを活用して営農支援する会社も沢山あるので、「そろそろ海外に飛び出して色々インプットしたい」という衝動に駆られます。
今年は静岡、宮崎と広島、仙台の特定産地に注力することもあるし、後半はどんどんインプットする割合を増やしていきたいな。
追記①:住田さんのコメントに大賛成!
追記②:Hisaeda kazunoriさんがコメントされていますね。農水省の注目の大学発ベンチャー(栽培*データ)を取り扱うベンチャー経営者兼オランダ型農業の専門家の一人です。二度ほど会合でお会いしました。アグリテックを取り扱うなら、Newspicks社の方はフォローをお勧めします。