ブランドはもういらない? 消費が後押しする「ブランドレス」
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注目のコメント
「今や、同等のクオリティーの商品がより安価に手に入るなら、ブランド名にはこだわらない」
これはある意味正解だと思います。ブランドにこだわらない消費者は確実にいて、そういう方はこの流れに乗っていくと思います。ただ、その流れに参入してくるメーカーや小売店が増えてくると必ず起こるのが「価格競争」。消費者には嬉しいことですが、その結果、薄利多売で生き残れる企業は1社か2社になると思うので、それはそれで厳しい現実が待っていることになります。
一方で、ブランドに安心感を持ちそれを支持する消費者も確実に多くいます。こういう方は品質や安さだけでなく、そのブランドが持つイメージやストーリーにも重きをおいているために他社が模倣も困難で「価格競争」に巻き込まれにくく利益を多く得ることができます。
ちなみに我々は後者の道を選び、「よなよなエール」というクラフトビールブランドを大事にしているというわけです。Brandless=無印!?
無印自体のコンセプトも、昔は「わけあって、安い」がコンセプトだったが、今は「これでいい」という足るを知る的なコンセプトに代わってきた。これは無印というブランドレスのコンセプトがMUJIというブランドに進化した印象。
ロハコの、店頭で買うわけではないので、家に置くことを考えてロゴを小さくする共同商品開発(下記)も興味深い。
ただ、いずれもブランドが果たす役割であるその商品を信頼できるのか=品質が悪ければそのブランドの責任が満たされていないと消費者がとらえて経営にインパクトがあるという責任を、一層突き詰めて、ブランドを掲げること以外で担保して実利を消費者に提供しようという取り組み。責任や倫理観が、通常以上に意識されなければ成功しないし、それを意識している取り組みは応援したくなる。
http://bit.ly/2tFOscPブランドにはこだわらないつもりで無印良品やセブンプレミアムを買っていたら、いつの間にか無印良品やセブンプレミアムというブランドにこだわっていた。な…何を言ってるのかわからねーと思うがry