文学部って何の役に立つの? 阪大学部長の式辞が話題に 思いを聞く
コメント
選択しているユーザー
國分功一郎さんは「文学部廃止論」についてこう語っていました。
↓
――近年は文系学部廃止論も盛んですが、國分さんはどう思っていますか。
國分「これはね、本当に言いたいことが沢山ある(笑)。愚かな話ですね。文科省が文系学部廃止の方針を打ち出したというニュースは海外で非常によく知られていて、海外にいくと『あれは本当か?』とよく聞かれます。日本人は全然自覚していないんですが、それだけインパクトのあるニュースだったということです」
「哲学を教えていていつも思いますけれど、難しいテキストを読んで、骨子をパッと理解して、そこで使われている概念を使いながら話をしたり文章を書いたりする訓練が、いわゆる仕事をする上で役に立たないわけないんですね。なぜそんなことも分からないのか」
注目のコメント
大学の同僚の金水先生の式辞は、文学部が人生の岐路に立ったときに役立つ、ということを説得的に表現しています。ただ、これだと自分の役にたつだけにも聞こえます。人生の岐路に立ったときに役立つ学問を国立大学として税金を使って学んでもらうべきか、というところまで書いておけばよかったと経済学者としては思います。人生の岐路に立ったときに、よりよい判断を人々ができることで、人材がより有効に使われるようになるので、個人だけではなく、社会にとっても有益なのだ、という点を強調しておくことで、国立大学における文学部不要論に少しは対抗できると思います。
人生のうち4年間くらいは好きなことをして過ごすのもいいと思います。たとえそれが無駄に思えるものだとしても。スティーブ・ジョブズが言ったように、将来どのような形で「点と点」が繋がるか分からないのです。
まあ文学部なんか行かなくても、学べるんで必要ないです。金の無駄。そもそも金払って強制的に学ばなきゃ学べないやつが、学ぶ必要あるのか?って思うんですが。。