日銀 2%の物価上昇率の達成見通し 1年先延ばし
NHKニュース
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もはや「80兆円を取るかどうか」以外の見所がなくなっている日銀は完全に表舞台から姿を消しています。「表舞台から巧く姿を消す」ということ自体は昨年9月の総括的検証が企図したことでもあったように思いますので、日銀にとっては悪いことではないと思います。
今後の論点があるとすれば、やはり「YCCの下で円安誘導している日本」という因縁を米国からつけられた場合(一定の事実なのですが・・・)、どのような挙動をもって対応するかどうかという国際的な視点でしょう。米中戦略経済対話を見ても分かるように、やはり内政の苦しいトランプは外交面で失地回復を図ろうとする傾向が強く、これは今後強まるように思います。年内、第2回日米経済対話を控え、米国から見たYCCひいては日本の通貨政策がどのように評価されるかは極めて重要な論点となりましょう。そりゃ無理ですって。あと物価上昇に必要なのは十分な需要、つまり民間が不景気の今は政府の財政出動しかありえず、日銀はこれ以上やれることはない。
政府、十分な財政出動と消費減税を、早くしてくれ…他国がインフレ目標2%を掲げている以上は、期待インフレ率格差に伴う円高余地を許さないためにも、インフレ目標は必要でしょう。ただ、日銀は物価以外にも金融政策の目標を掲げてもいいのではないかと思います。例えばFRBのデュアルマンデートのように、賃金や名目GDPなどの目標も加えた方が国民生活にプラスに効くことを説明しやすくなると思うのですが。