【1分解説】中国・重慶市トップ「失脚」の意味
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注目のコメント
分かりやすい解説。"中国の政治は「一寸先は闇」と言われます"
政治だけではなく法律も日々変わると聞いています。現地に合弁を作る必要があり、かつ法律もそのような感じでは、いくらマーケットが魅力的でも二の足を踏む外資は多いですね。この記事、執筆しました。とにかく予想外の事態なので、今後の党大会の人事に対する見方を軌道修正しないとならなくなりました。ただ、長い目というか、ちょっと一歩引いてみれば、習近平への権力集中が進んだこの数年間のトレンドからすれば、ポスト習近平=次次期指導部の顔ぶれに、習近平の息のかかった人々が増えてこないほうがかえって不自然です。しかし中国の人事というのは、トップ25の政治局員ともなれば、なにかしら大失態の理由がなければ、前任者の胡錦濤の時代からアレンジされた出世のシナリオを壊すことはできない。そうなると、事件に巻き込まれて拘束、起訴されるという話が必要になってくるわけです。もちろん権力者として脇が甘かったということは孫政才にもあったのかもしれません。それにしてもゴール寸前での劇的な「落馬」となりました。
ただ制度が違うと言うこと。それ自体がいい面悪い面両方を持つと言うことだと思います。
ビジネスの実務上は、違いを認識し、その中で勝てるように日本の常識は改めつつ、強みをしっかり活かす地道な王道以外はありません。
明確な外資規制領域以外では、まだまだ外資自身のやり方の改善で攻略できることが多いと思います。
資本の考え方、マネジメント、リスク管理など、あまりにも日本の常識と違うので、そこの理解と任せ方などで苦しんでいる企業が多いように思います。
一方で市場としてはしっかりやらざるを得ないほどの大きさ。
先日アップルが本社COO直轄の中国CEO(中国人)を設置とニュースが出ていたので、やはりやり方を考えて腰を据えてやる以外にないと思います。