オランダでは安楽死が「転倒する不安」「認知症」で認められる
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ゴールである死が自身の意思で決められ、穏やかなものであると保証されたならば、結果としてゴールに至る過程である治療も、変わってくるんじゃないだろうか。
即ち、現在も多く行われている、刀折れ矢尽きるまでの辛い抗ガン剤治療も減ってくるんじゃないだろうか。
注目のコメント
世界で初めて安楽死を認めたオランダでの実例が紹介されている記事。患者-医師との長年の信頼関係が土台となってこそだろうと改めて感じます。
それにしても、安楽死を引き受ける医師の心情には計り知れないものがあります。多くの方たちの安楽死を担当した医師が、高齢となり自分がその順番なのかもしれないと感じたとき、一体どういった気持ちになるのだろうか。
日本の法制度が整備され、自分も外科医として限界となりメスを置いたとき、医療的に正しいだけではなく、より一層、個人の生き様を尊重する選択の出来る医師になりたいと思っています。安楽死の是非とは別途、そこに至るプロセスが充実してる点を見習いたい。日本では末期の患者や高齢者に対して、本人の意思と大きく乖離した治療や入院などが多く感じる。そもそも未告知や意思の確認をしない場面にも度々出会う。
医学的最善は患者にとっての最善とは限らないが、患者自身の選択もまた患者の最善とは限らない。看護師である私としては決定した項目の是非とは別にそこにいたるプロセスを支援することも大切にしたい。