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金融庁の「銀行は担保より借り手の事業性を見ろ」は無理筋

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  • 地方公務員定年退職者 アルバイト中 バイト

    他人から預かった金を貸すのが仕事だから、確実な返済を求めるのは仕方ない。金持ちがポケットマネーで貸せば良いこと。


注目のコメント

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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    商業銀行の責務は安全第一の性格を有する資金を預かって、元本を棄損させることなく安定的に運用することです。だから伝統的な商業銀行は低い自己資本比率で経営ができる。千三つの確率で稼ぐリスクマネーの運用とは根本的に異なります。『「担保より借り手の事業性を見ろ」は無理筋』との記事の趣旨には、大筋で同意です。
    倒産確率の高い先に無担保で融資をするなら、過大なリスクを負いかねない個別企業や個別事業の目利きより『倒産確率3%と思われるので、金利5%で融資する』方式が優先だと私も思います。大数の法則に従ってリスクをヘッジするRAROC(リスク調整後資本収益率)的な考え方に繋がります。
    ただ、日本の銀行の与信管理は銀行自体も金融庁も個別貸金の保全が優先で、全体として利鞘が出れば個別貸金の損失には目を瞑る、というこをを許しません。。その結果、日本の銀行では「倒産確率3%と思われるので、金利5%で融資する(=貸出先の1軒が倒産して100%回収不能になっても、全貸出先を通算すれば元本ロスは3%で2%の利鞘が残る)」より、倒産確率がゼロの先に1%の利鞘で貸し出す方が良いとの判断が働きます。金融庁に指導の余地があるとしたら、むしろこういった枠組み作りでしょう。仰せの通り容易でないですが、不特定多数から預った預金を多数の貸出先に分散する商業銀行の機能を考えれば、1対1の貸金では実現できないリスクリターンを作るこういった努力はそれなりに報われるように感じます。
    いずれにしても、自ら結果に責任を負うことができない金融庁が個別与信の在り方に過度に介入することに警鐘を鳴らす分かり易い一文です。


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    コーポレイトディレクション Managing Director

    地元名士に貸せとかベンチャーに貸せというのが銀行というビジネスの根本を無視したことであるのは間違いではないですが、本筋は「担保より事業性を見ろ」ということであり、決してハイリスクローリターンを取れということではなく、事業=将来キャッシュフローの鑑定眼がないために、本来の事業リスクはローリスクなのに担保がないために貸せないということになっているのを解消せよ、というメッセージのような気がしますし、それはまさにその通りと思います。
    逆に言えば、仮に担保はあっても事業の将来性がない先に対しては、再編を促すなどすることが地域金融機関の役割だろう、と冨山さんが著書で指摘する通りと思います


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    コメント欄に多種多様な意見があって、有難い限り!Nao Mさんのどういったリスクをとることを期待されているのかといった点や実際の地銀の融資行動、唐鎌さんのマクロ的な調整機能の話、辛坊さんのリスクリターン考えたときに帰結としてどうなりやすいかという点、Wadaさんの現場から伺える「実際に融資しているよ」といった点。

    個人的には、生き残りのためには、事業性を見ることは必要だと思っている。マクロ的には貯蓄不足→貯蓄過剰になっており、金利も言わずもがな思いっきり下がっている。ビジネスモデルとして「集めて貸す」では「量(貸出金額)×単価(金利)」が小さくなる。
    担保価値では貸せなくても、事業性で貸せるのであれば、量(今まで貸せなかった→貸せる)も単価(リスクがあるのだから高金利)も増える。でも闇雲に貸せば健全性に影響がでるのだから、その目利きが重要。
    借り手としても、エクイティは議決権を伴うし、持続性がある。もちろん貸し手も金利・融資量で経営に影響を与えるし、中小企業においては銀行影響が強いのも実態だろうが、それでもよりミドルリスクミドルリターンでの貸し手が増えることは資金調達の柔軟性をあげる。
    なお、マクロ的な状況や、なぜ金融庁が地銀の再編含めて力を入れているのかは、2年ほど前になるが下記SPEEDA総研で書いたので、ご興味あれば併せてお読み頂きたい。
    https://newspicks.com/news/1224762/body/


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