【日経平均株価】2万円割れには押し目買いの動き。上値を試す展開に付いてきたい
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この手の報道を見る時に必ず思うことは、そもそも論として「2万」という水準に関し、「心理的な節目」という意味以外に注目すべき理由が殆ど見いだせないということです。これは5円刻みで注目されることの多いドル/円相場を見ていても感じることではあります。
特に、為替に関しては、基軸通貨であるドル相場全体の動きの中で「結果として」ドル/円相場がどこに着地するかという話であり、それを上抜けたり、下抜けたりすることに右往左往することは得策ではないと思います。ことクロス円となると、その水準は掛け算の結果という側面がさらに大きくなるので、もっと意味がないように感じられます。目先はともかくとして、現状で日経平均株価構成銘柄の加重平均でのEPSは約1,400円、PER14倍前半ですから、一昨年前(2015年)の同時期にPER16倍台を付けていた頃と比べれば、少なくとも割高とはいえない水準にあるといえるでしょう。
ただ、需給からすると資金が一旦抜ける要因はいくつか想定されるところではありますので、本稿にある「ここから反発するようであれば積極的に付いていきたい」というのは個人的にやや懐疑的ではありますね。買いは悠然を心がけたいものです。