【竹中平蔵】東京を「世界一」にするための戦略
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注目のコメント
竹中氏のトークで同意するのは下記の部分。
>ただ、私は「築地を今後どのように使うか」ということは東京の今後を考える上で重要な問題だと思います。
>豊洲か築地かなんて「もういいよ」という感じです。
>「社会全体や東京全体をどうするか」という戦略的アジェンダを示して、賛成なら集まってくれというのがリーダーのあるべき姿です。
>日本や東京には素晴らしいアートやテクノロジーがあります。私はアートやテクノロジーを全部包み込んだ都市のガバナンスの話こそが、今一番問われていると思います。
>申し訳ないですが、公務員が考えたプランでテクノロジーやアートを入れようとしてもダメです。民間にそういうチャンスを与えることによってプランが生かされていきます。
ただ、民間に任せるだけだと、東京のようなスケールの大きな都市においてはマスターデザインが作れず、バラバラになってしまうか、似たような街が乱立するかになってしまう。ちょうど今、どこに行っても「イノベーションのためのスペース」が増殖しているように。
その方向性を示すのが政治的リーダーであり、かつ都市のデザインという長期プロジェクトになるので、長期政権が作れるリーダーが必要だと考えます。
そして、そのリーダーのビジョンを行政に落とし込むための、クリエイティビティとロジックをつなぐことができるブレーンが役所の「中」にいなければならない。
日本はこういう人材が欠けているように思います。
まあ、これは民間企業も同じでして、どうやって育て、活かしていけるのか、日々悩んでいます。何気なく読み始めましたが、加計学園のところは一読の価値あり。「文科省の自爆テロ」とはうまく言ったものです。
獣医学部増設は、なにも「街のペットドクター」を増やしたかった訳ではなく、鳥インフルエンザなどの事態に対処できる獣医師が西日本で圧倒的に少ない現状があったことが話の前提にあることは、もっと報道してもらいたい。