ブレストは「やった感」以外に意味がない理由 - SPRINT 最速仕事術
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注目のコメント
最近、社内社外に限らず研修やプロジェクトに参加すると当たり前のようにブレストから入ることが多かった。ブレストをすることで視野や発想が広がり、アイディアが肉付けされるものなのかなと感じていました。確かにそういうこともあるんだけど、個性が中和されてつまらなくなることもあったし、停滞議論に時間の無駄も感じたこともあった。自分で考えることの必要性を再発見できる記事。
〝ブレストで出たアイデアよりも個人で生むアイデアのほうが質が高く独創性に富んでいるということは多くの研究からもはっきりしている。〟私は京都大学の平岡先生が提唱されている「ブレストバトル」に注目していますが、「スプリント」とは似たところと異なるところがありますね。
ブレストバトル
https://kaigi.org/jsai/webprogram/2015/pdf/1D4-OS-22a-5.pdf
ブレストバトルでは、アイデアを厳しい時間制約のなかまず1人で考え、発表者と発案者を一致させない余地を残し、プレゼン自体やグループの勝敗を評価対象とすることで、アイデア発案者主体を擬似的に匿名化しています。京大サマーデザインスクールでは、1泊2日ではありますが、チームで作業に没頭させています。
企業の中でチームとして動く以上、アイデアそのものの価値だけでは動けないので、いかに意思決定者を含めて全員でコンセンサスの実感を得るかと言うことも重要なファクターになります。企業文化によって、意思決定をトップスダウンにせざるを得ないスプリントが向いているかどうかは別れるでしょう。