「決して仲間を見捨てない」防衛大で学んだ無敵のチームマネジメント
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「学校の規則はことごとく破るのに、友達との約束はきちんと守る子がいる。こういう子は、大変見込みがある。彼は、友達と作っている共同体の成立に、自分が義務を負うべきことを知っているのである。…学校の規則は律儀に守るのに、友達との約束を忘れたり、平気で取り消したりする子がいる。こういう子は、社会の圧力には敏感だが、自分から義務を負う心は少しも育っていないのである。大人になりかかっているのは、校則を破る子の方だろう」
前田英樹『倫理という力』Patrick Janeさんの仰る批判は当然で、他にも国公立医学部を出て外資金融でバリバリ稼いでいる人をみると、税金泥棒でもあり、あんたのせいでそこに入れなかった人の事も考えろと思いたくもなりますが、そこはまあひとまず置いておいて。
NPでもよく取り上げられるリーダー論やリーダーシップ教育ですが、やはり座学では殆ど意味がないなとつくづく思うことが多く、実践あるのみだなと思います。
例えば、日本の文部科学省では、「博士課程教育リーディングプログラム」という6年制で報酬ありの大学院プログラムがあり、毎年約150億円を投じて60名程度を「優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため」教育していますが、話を聞く限りことほど左様に惨憺たる印象です。
軍事教育は実社会でも役に立つと思うので、もっと開かれてもいいかなと思います。スタートアップが盛んなイスラエルやフィンランド等では、産業戦略として軍事教育や徴兵制を活用している側面があります。ここら辺は人材育成に関わる重要なところだと思う。
結果だけ見るのは誰でもできることで、プロセスを見ることはつぶさに観察してないとできない。そのため、ここでは「しばき」と言っているけど、指示なりフィードバックなりといったものが、部下なりが実践しやすいかどうか、PDCA回せるかどうかという点では、後者の方が効果がみえやすい。
”ダメなリーダーは、結果をみて「だめだ」と言ってしばきます。しかし、尊敬できるリーダーは、どこが弱いかを知っていて、「筋トレをやれとか、パワーが少ないから食事をとれ」とプロセスにしばきを入れるんです。”