米アマゾン、英国で自動車小売り参入へ協議入り-ドイツ誌報道
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注目のコメント
日本では進みそうで進まない自動車EC。欧州ではすでに大手事業者がいたりAmazonも試験展開をしたりしていたのですね。
新車か中古車かはこの記事からはわからないのですが、いずれにせよ車という高級かつブランドを求める商材なので、ECという場所で買うこと自体のブランドや安心感をどう実現するかが鍵だと思います。日本で考えれば、ディーラーに行って買うこと自体に楽しみ・安心感・ブランド価値といった情緒的価値を感じる人がまだまだ多いのではないでしょうか。欧州はすでに自動車ECの大手事業者がいるとのことなので、ECへの心理的障壁は低かったりするのでしょうかね、気になります。
ちなみにAmazonは日本では、中古車販売のネクステージと提携して中古車ECをやっています。55万円等のコミコミ固定プライス、事故歴なし、一週間返品可能、整備工事ありなど、素人でも見ずに買いやすい安心感訴求の努力をしていることが伺えますが、あまり大きく成功しているという話は聞きません。もちろん品揃え等々もあると思いますが、サービスが合理的なだけじゃダメなんだな、と日本での非合理的な心理障壁の大きさを感じます。
http://shopping-tribe.com/news/7728/マーケットの動向はもちろん、事業者/消費者両面のファイナンスについてもアマゾンが最もデータ持っているから、こうした耐久消費財の販売でも優位に立てる。じきに住宅ローンの提供も含めた住宅販売とかもやってきそう。
日本では系列販売が強固にあります。新車こそアマゾンに風穴を開けてもらいたいものです。
追補。
マガジンXでも指摘していることですが、国内の新車販売はテリトリー制による特約販売が基本です。陣地を与える代わりに責任も負ってもらう。整備サービスにより、お客様をガッチリ囲う。この牙城は簡単には崩せません。功罪相半ばです。