実は、世界景気はもう減速に向かっている
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一部の新興国のCPIが低い。マレーシアは4%成長とタイは3%成長なのに、それぞれCPI前年同月比はマイナス、インドネシアは5%成長でCPI4%、フィリピンは6%成長でCPI3%。他方、メキシコは2%成長に対してCPIは5%越え、ブラジルはマイナス成長でCPI4%、トルコ2%成長でCPI11%という国々は低成長で高インフレ。
インフレ率をそこそこの水準でコントロールして高成長を実現してきた新興国が二極化している点も世界経済の方向感が変わっていることを示唆しています。これは今始まったことではなく、ここ2年ぐらいではっきり出てきています。
Chiborの動きは注目しておきたい。景気というものは、自分では勝手に方向を変えたりしないので、景気の反転を主張するなら、「なぜ」景気が反転すると考えるのか、示す必要があります。
一応、説明は試みていますが、説得力が今ひとつだと感じますね。
P.S.
時として鋭いデータ分析を見せてくれる安達氏ですが、今回は「勘ピューター」ですね。
それだと、「私の勘ピューターの答えは違います」で反論出来てしまいますね(笑)。