WWDC発表まとめ:新iPad Pro、iMac Pro、SiriスピーカーHomePod、iOS 11、macOS High Sierraなど
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今回はWWDCでも開発者向けイベントにしてはとにかくハードが多かった。私なりのKeynoteの所感です。
・HomePod
多分日本のニュースはこれ一色になるでしょうが、予想通りSiriの音声デバイス。Amazon EchoやGoogle Homeと違い、Appleらしく音楽、特にスピーカーで差別化してきましたね。確かに音楽を聴くシーンも増える機器なので、高音質のスピーカーのリプレイスは相性いい。
ただし、価格は約$350と倍近いので、このような発展途上のデバイスにAppleブランド加味してどこまで支払えるかが、ポイント。個人的にはApple TVのような立ち位置になる気がします。。
・iOS,Mac OS,Watch OS
Androidも同様ですが、Appleも各OSはすごいマイナーチェンジ感が漂いました。が、これはこれらのデバイスに載せるOSの機能の一巡した証でしょうね。必要なものは揃った、と言えるのでしょう。このあとの個別セッションではAR kitなどを深掘りする予定です。
個人的にはようやくH.265の世界がやってきて、圧縮型ビデオがもう一段容量削減になるのがうれしいです。
・iPad,iMac,iMac Pro,MBP
ようやく新型iMacですね、これはクリエイターはうれしい方が多いでしょう。iMac Proは何だか凄すぎですが、、まぁ、これはたまにはPC会社としてイケイケでいいと思います。新型iPadはサイズがほぼそのままでディスプレイ大きくなって久々に買い換えたくなりました。が、お値段も相応なので現在利用中のiPad Air2でもいいや、、というのも本音。やはりiPad市場は引き続き厳しいかも、ですね。
今回はハードが多く、ディベロッパー向けイベントとしては消化不良。しかしハードを多く出して話題を作らないと、というAppleの危機感も感じられました。
Appleの完成度の高いデバイスが勢ぞろいでしたが、一方でAppleじゃなきゃ提供できない、という物は少なくなってきた、世の中との差の縮まりも感じた発表会でした。
Googleは未来を見据えた発表が多かったのに対してAppleはハードメーカーらしく、現時点でのトップを走るという戦略。個人的にはGoogleのほうが何倍もワクワクしましたが。
現場からは以上です。HomePodは、iPodみたいに、いづれiPhoneという革命的なデバイスに変わったように、HomePodがネクストステップで、270度プロジェクター+照明+HomePod= iRoomと革命を起こしてくれることを期待。
テレビ不要、照明不要、スピーカー不要
壁がタッチパネルに様変わり