自動車業界も「AIブーム」でも人工知能学会は冷めた目で見る理由
コメント
選択しているユーザー
ドラクエ4(1990年発売)にAIが入って、主人公以外が操作できないというシステムに当時話題を呼んだ。でも、AIの性能としては大したことがなかったためもどかしく、特に、クリフトが最後のボスにザキばかり唱えるから回復したいときにMPなくなって…orz
注目のコメント
今年の人工知能学会は参加者2000人超えで、これは4年で倍増という成長です。過去に何度もブームと衰退を経験している人工知能業界では、これをチャンスと捉えるのと同時に、いつか冷めるブームとして冷静に考えていると思います。
今年は企業展示が増加していた印象で、人材獲得に必死な様子。発表内容は応用範囲が広範になってきた一方で、基礎研究のクリエイティビティを発揮している人は一定数にとどまっている印象。
毎年技術トレンドの変化が激しく、先読みするのは難しいです。ちょうど前回のブーム(第2次ブーム)の頃に社会人となった。新卒で入ったDECという会社はAIでも先端を走っており、KE (Knowledge Engineer) という職人の技をAIとして構築する専門職まで育成していた(当時のAIは推論エンジンが主役)。
その後の冬の時代を良く知っているので、私は今のブームを信じない。冬の時代では、AIという言葉を出すだけで恥ずかしかった。そのため、今ではAIという言葉を素直に使えば良いものでも、別の言い方(集合知プログラミングなど)をしていたほどだ。
実は前回もそうだったが、呼称には関係なく、技術は進歩していくし、実用されるものも多いだろう。
そして記事にもあったように、今回は今まで以上にマーケティングやパートナーシップ戦略が重要になりそうだ。振り回されることなく、したたかに戦略を練り、素早くExecuteしていきたい。人工知能関係の先生から聞いた話ですが、NIPSという国際会議も参加者がすごい勢いで増えているらしく、2013年頃に1000人を超えた!と言っていたのに、昨年は6000人(で会場のキャパ的に無理なので登録打ち切り)だったとのこと。
今年は西海岸だから、参加者数がすごいことになりそうだと心配してました。
その先生も、基本的に今はバブルなので、いつそのバブルが弾けても揺るがない学術的や基盤を今しっかり作っておかないと、とおっしゃってました。