デザインから販売まで1週間 —— ZARA、H&Mを脅かす新興オンラインブランド
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スペインではZARAと双璧の『MANGO』日本事業を譲渡させて頂きましたが、この短縮はどうなんでしょうか。
たとえ1-2週間でデザインから販売できたとしても、原材料の関係から急な需要を全てカバーする『量』の確保はなかなか難しく、大きな売上を創りにくいのではないかと想像します。
又、少なくともこの春夏シーズンは『想定してないカラーやデザインが流行って驚いた』事はなくこのスピード短縮がどこまで重要な影響をもたらすのかは懐疑的です。
ちなみに、昨年の11月、マンゴのバルセロナセンターで聞いた『次の春夏のトレンド』が大体、来てる感じです。
それよりもトレンドというよりは、色×サイズの需要予測がやはり難しいですね。
シルバーが次は来るとはわかりつつ『想定以上に売れた』とか、何故かこの型は『Mサイズが残ってSサイズが欠けた』とか。
又、低価格化の流れは無視できない中、大量生産によるコストダウンも無視できないため、個人的にはデザインのスピードよりも、補充生産のスピードが重要な気がします。
japan.mango.comミラノコレクションのパターンが、それを発表したブランドより早く模倣され販売されるとも言われるZARA.
日本でもコムサデモードはミラノコレクションからの「上流から下流へ」のモデルな気がします。
ただ「早さ(速さ)」がいきすぎるともはや、そこに意味を持ちづらくなります。速過ぎるのは、もはやいつ買っても同じという止まっているのと同じ意味になってしまいます。
速くなり過ぎたことで、ファッション(=流行)が終わってしまうなら、それはそれで皮肉な事態とも言えますね。ZARAは確か世界規模の出店を活かして各店舗の人員が世界中同時にファッショントレンドを調査できるようになっているのですよね。
このシステムが自動化されて、かつトレンド周期との組み合わせからの今後当たりそうなファッショントレンドを複数予測できるようになるとさらに一段生産が早くなりそうです。