自閉症者が人類社会に「不可欠」である理由 〜実は障害ではない!
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ニューロダイバーシテイという考え方自体には共感するが、この記事は俗耳に入りやすいことを、杜撰な単純化と思い込みで書いただけ。
↓冒頭部分を読んだだけで、レベルの低さが分かる。
「ではどうして自閉症スペクトラムの人間だけがこれほど多いのか?
もしもこの「障害」が本当に生きていくうえで障害となるのなら、その人が子孫を残す確率は小さくなり、ダーウィン流の淘汰が働くはずである。しかしそうはならなかった。
自閉症スペクトラムには他の多くの遺伝的障害のようには、淘汰圧がかからなかったのだ。つまり存在意義があったと考える方が、自然ということになってくる。」
注目のコメント
私も個人的に発達障害とのつきあいが長いため、「どうしてこんなに多いのだろう?」とずっと疑問に思ってきました。生物ダイバーシティの一種、との考え方があるのですね。
ちょうど昨日、アメリカの日本語チャンネルでやっていたNHKの発達障害の番組を見たところです(とてもよい内容でした)。特に「二次障害」についてきちんと言及しており、これは多くの人に知ってもらいたい、と思いました。私はニューロダイバーシティを支持します 下は別記事でのコメントです 転載をお許しください
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だからワタシは Disorder って呼ぶのが好きでありません だって Order って何?
ワタシの担当する2年生の機械設計の授業で、三面図から3次元形状を類推し、スケッチさせる課題があります これ、100+人のクラスで、教えなくてもすぐ出来る子が20% 教えれば出来る子が70%、教えてもどうしても上手くできない子が10%ぐらい居ます
こういう能力の欠如に関してDisorderということばを使わないのは、「日常」生活に支障をきたさないから、と言うことなのでしょうが、機械設計者の「日常」には多いに支障をきたします。。。
一方で、こういう支障も、使いやすい3D CADの普及のおかげで、随分なくなってきています 計算機が、ある能力の欠如を補ったわけです
______およそ既存の社会が作り上げた「普通」とか「一般」とか「常識」から逸脱する個をマイノリティとして、アンタッチャブルな存在にしがちなきらいがあります。
しかし、虚心坦懐にそれらの個も共存させうる事のできる懐の深い、有機的な統制ができる社会をこそ、自然の摂理としてニューロダイバーシティは要請しているのでしょう。