大規模サイバー攻撃、北朝鮮が関与か 複数社が分析
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十分あり得ることだと思います。
NSAからエターナルブルーを盗んだのはシャドーブローカーズで、この組織はロシア系である可能性が高いそうですが、今回の攻撃はこのエターナルブルーの改良版だそうです。(日経新聞より)
その上で、先日も書きましたが今回の北朝鮮によるミサイルの発射は、ちょうどWanacryの攻撃の最中にありました。北朝鮮のミサイルが前回や前々回失敗だったのは米軍のサイバー攻撃によるものだとする指摘がこれまでもありました。
当然、世界的なサイバー攻撃があれば、英米をはじめとする諜報機関はそちらに注目をして、北朝鮮に対する監視が緩まることは十分に考えられます。
ロシア内務省も標的となっていることから、今回の攻撃にロシアが関与している可能性は低いと思います。
また、中国も外交の一大イベントである、一帯一路会議の最中で、サイバー攻撃ニュースに注目が集まることを避けたいはず。
おそらく、諜報機関による操作が今後進展して、その結果が公になるかどうかはわかりませんが、アメリカをはじめとしてた国で、北朝鮮によるサイバー攻撃の脅威を重大だと受け止める国は多いでしょう。
翻って、日本では前日官房長官が懸念するようなことはないと述べていました。危機意識の低さが現れている発言ではないでしょうか。
注目のコメント
サイバー攻撃は、弱者が選択できるオプションです。
しかも、ネットワークに依存した社会ほど、攻撃の効果が高くなります。先進国ほど、ダメージが大きいということです。
北朝鮮のような国にとっては、数少ない有効な攻撃手段なのです。
ネットワークで繋がった世界では、被害が容易に世界中に拡散します。
更に、システムを乗っ取って勝手に操作することや、誤作動を起こして、物理的な破壊を生じさせることもできます。
便利さには、相応のリスクが伴います。サイバー攻撃を避けることはできませんが、その被害を最小限に抑えるために、不断にシステムをバージョン・アップする等の努力と投資をしていかなければならないのです。関連Pickはこちら
https://newspicks.com/news/2181073
この日経の記事にも記載されてしまってますが、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」という表現は誤りであることに注意が必要です。そんな独自の集団は北朝鮮に存在しません。