アップルは自動車ではなく、それ以上のものに取り組んでいる
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注目のコメント
アップルについての興味深い分析。
確かに今は自動運転の技術そのものへの関心が世界的に高いですが。
PC業界において当初は垂直統合型のメーカーが独自の使用でしのぎを削っていたのが、水平分業になってOSを握ったマイクロソフトに一気にパワーがシフトしてしまったことを考えると、自動運転業界でも同じことが起こらない保証はないですね。
もちろんスマホでは、垂直統合型のアップルは相変わらず存在感を示してるし、そもそもアップルの企業風土は垂直統合型だと思うので、アップルがPC業界におけるマイクロソフトよろしく自動運転の共通OSのポジションを取りに行くイメージは個人的にはあまり湧かないのですが。。。
それよりはアップルがテスラを買収して、グーグル&既存自動車メーカー連合と戦う未来の方がイメージしやすいですかね。
何れにしても、ここの空中戦は今後の自動車産業にとって大きな変化のトリガーになりそうな感じがします。テレビもなんだかんだで出してないわけですよ。アップルは数年以上出す出す言われた結果、出さなかった。各社が大型ディスプレイの試作品を出してきたとひっきりなしに噂されてきたにもかかわらず…
で、今はSTBのApple TVだけですが、お世辞にもうまくいってるとは言い難い。
車はどうだろうか。アップルは資金的には何をやっても成功させうるだけの規模を誇るが、何をやるかは相変わらずまとまりがなさそうだ。
もしも、アップルが電装系とかエンタメシステムだけに着目するなら三星のハーマン買収が良い見本と言えるだろうか。自動車ビジネスに参入するのではない。
「移動関連ビジネス」に参入するという発想でしょうか。
*********（以下、引用）
「もう1つ重要なポイントは、アップルが「移動に関するプラットフォーム、つまり体験全体」に目を向けているだろうということだ。」
「将来、ドライバーが不要になれば、私たちは車内で何をするだろうか？ エンターテインメント、コミュニケーション、さらに仕事に関するアプリが必要になるはずだ。アップルは、もう他のデバイスで取り組んでいる。
今後、自動車にはナビ、Wi-Fi、ブロードバンド接続が必要になるだろう、そしておそらく独自のオペレーティングシステムも必要となる。これも、すでにアップルが手がけていることだ。」
