クリエイティビティの罠――実務的な業務の重要性
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
この記事に書かれている事は、神漫画家「土田世紀」先生の「編集王」という超名作漫画で繰り返し描かれてきたテーマである。
芸術vs商業
クリエイティビティvsルーティーンワーク
クオリティvs締切
このような2つの要素は往々にして、衝突する宿命にある。
ここで重要なのは、どっちが上とかでなく、また、この二項対立をマネジメントでどうにか軟着陸させるなんて無粋な事でも決してない。
大事なのは例えば、編集と営業がガチンコでやり合う事だと「編集王」には描かれている。そこには魂の応酬がある。
それ自体がドラマになりうると考えた「土田世紀」はやはり傑物であった。
作中では、編集も営業も読者にいい漫画を届けるという想いが強い方が結局は正義として描かれている。
読者や顧客不在のクリエイティビティやサーヴィスは淘汰される。それは後の世で池井戸潤が半沢直樹の口を借りて語らせたこととも符合している。クリエイティブについて近くで見たことがなく、幻想的にクリエイティブという言葉を追ってる人は読むべき記事。(広告的なクリエイティビティとはまた若干違う)
何をどこまで「クリエイティブ」とみなすかにもよるが、次の一文に共感。
> 表面的な多様性だけでなく、「クリエイティブVS現実的」「内向的VS外交的」「夢見がちなイノベーターVS地に足の着いた実行者」といったそれぞれの性格も考慮しなければならないのだ…