1.7兆円巨額買収したインテルの「危機感」——AI自動運転開発になぜ参戦したのか?
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注目のコメント
こちらサンノゼ。先週、インテルの自動運転ワークシップに出ました。自動運転部門のSVPに直接聞きましたが、Mobileyeの買収はまだ終わっておらず、今後の事業計画の詳細は立てられない、とのこと。早くとも、買収完了は今年末。その上で、気になるのはコンチネンタルとの関係。NVIDIAがボッシュと組んだので、当然コンチとインテルということになりますが、Mobileyeがらみを含めて、どうもこの辺りが不明瞭。インテルの動き、これから二転三転もあり得るのでは?
確かに言っていることは理解は出来ますが、時期的に既に機を逸しているのと、レベル1から3までのノウハウとデータ蓄積は、先に発表された
Navigant Researchのリーダーボードでも、既存の完成車メーカーが圧倒的に強いことを考えると、これからの勝機を得るのはかなり難しい気がします。
むしろ彼らに提供する半導体開発に投資をした方が賢明な気がします。
結局は航空機と同じで、生死に関わる事故を起こしては行けない領域というのはまだまだ参入障壁が高いということだと思います。
Navigant Research
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引用
IntelがIoT向けの事業に力を入れるのは、それがこれからの半導体メーカーにとっての成長事業だと考えられているということもあるが、現在のIntelの強さの2つ(PC向けプロセッサ、データセンター向けプロセッサ)のうち、データセンター向けプロセッサ事業との親和性が高いからだ。IoT機器を利用するには、必ずセットでクラウドのWebサービス(データセンター)に強力なプロセッサが必要になるからだ。競合がNVIDIAやQualcommという事はARMが相手になるわけで、その背後にいる10兆円を武器に戦闘モードな孫さんとIoTのプラットフォーム争いでいずれ衝突する事になるはず。
現在の財務状況が幾ら良くても、未来をイメージするとintelの経営陣は危機感しかないだろうな。
記事にある垂直統合のテーブルだと5G通信やクラウドの深層学習支援、クラウドサーバーの分野で有利と記載があるけど、この表通りにintelが優位性を保つのは難しい気がする。