【小泉進次郎】なぜ“全農改革”が必要なのか
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注目のコメント
俺の提案を採用して、小泉さんが全農を3分割できたら、1社やらせてくれないかなぁ。
日本中の科学者が品種改良をして、日本中のヤンキーに育てさせて、世界中の商社マンを雇って、日本ブランドで輸出する。
3000人くらいなら仕切った実績はあるから検討してね〜w タダでいいよ〜!「農業分野を定点観測しているメディア」、確かに、農業関係の方が閲覧しているメディアはありますが、色々な分野の方の目に触れるようなメディアはないと思います。
小泉氏の言うとおり、“農業”は全ての人に関係がある分野です。
にもかかわらず、日本人は、色々な口コミサイトが立ち上がるほど“食”への興味・関心は強いですが、その根本の“農業”には興味・関心が薄いように感じます。
“農業”への興味・関心が低いから、こんな崖っぷちの状態となるまで岩磐規制改革が全く進まなかったのではないかと思います。
農業は儲からないとよく言われますが、それは日本は“農業=生産”とみており、農業と食品を別物として認識していることがひとつの要因ではないでしょうか。
小国でも農業輸出大国であるオランダやデンマークなどは、食品産業の一環として農業を位置づけることにより、国の基幹産業へと転換させました。
両国とも農産物の生産から加工、流通までを一連の経済プロセスと捕らえることより、他産業と連携しながら付加価値生産を行うフードチェーンが構築されています。
これにより、消費者だけではなく、食品加工業や外食産業など、市場のニーズを的確につかみ、そのニーズに答えた農産物が生産されています。
日本では、メーカーと農業の間には連携がほとんどないため、チェーンが切れている状態となっており、食品加工業や外食産業が求める農産物を供給できていません。
そのため、食品産業は海外に逃げ、外食産業が使用する食材の半分が輸入品となっており、日本の農業は市場の相当を海外に奪われているのが現状です。
日本の農業は崖っぷちに立っていますが、着実に変わってきていると思います。
日本の農業の現状や可能性に関して色々な分野の方の目に触れ、儲かる産業に転換できる可能性があることが分かれば、興味・関心を持つ人が増え、急速に変革が進むと思います。
「NewsPicks発の農業改革」、期待しています!
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※経団連「21世紀政策研究所」の研究会がまとめた報告書において、10年後の日本の農業のあるべき姿が具体的に分かりやすくまとめられています。
【新しい農業ビジネスを求めて】
http://www.21ppi.org/pdf/thesis/160323_1.pdfホントこれ↓(本セッションで自分に当てられたら同じ回答をしようと思っていた)。
でも、日本は鉄道しかり、電力会社しかり、既得権者への配慮から地域独占を許容する土壌があるので、全農改革/分割が行われたとしても地域分割という意味のないストラクチャーでお茶を濁してきそう。
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──経営のプロに聞いてみましょうか。客席の亀山さん(亀山敬司氏、DMM.com会長)、もし全農の改革を任されたら、亀山さんならどうしますか。
【亀山】 自分だったら、組織をまず3つくらいに分割するね。エリアで分けたりせず、同条件でその3つを競わせる。そのうち、1社が強くなるから、そのやり方に統一したり他を吸収したりすればいい。
小泉さんの話は理想的だけど、やっぱり働く人が「自分の職場がつぶれるかもしれない」「儲けなきゃいけない」「稼げばボーナスが出るんだ」と思わなければその気にならないから、まず分離するのが先だと思う。これでどうでしょう。