エプソン社長、サービスは大事だがハードの技術革新から逃げる口実にしない
コメント
注目のコメント
「欧米がいい」と言えば追いかける日本 … その通り!
ほぼ無条件で盲目的に追いかける企業は多いですね。何と言っても、メディアでも騒がれますから。そして、経営幹部は内容がわかっていないにもかかわらず、「うちも◯◯で何かやれ!」と部下に指示する。
これまでにない価値を作る高い志を持つことが極めて困難な状況。イノベーションなんて生まれるはずがない。
しかも、破壊的なイノベーションとか言われるので、ますます奇抜なことを考えようとしてしまう。イノベーションを起こすことは簡単ではないから、なんとか糸口をつかもうとして、欧米のトレンド、つまり流行り言葉に頼る。
「自分で考える力」、よく聞く言葉であるが、わざわざ「自分で」と言わなければならないくらい、考える力が弱くなっているということ。欧米を追っかけているばかりの一部の日本企業に将来は期待できない。
ちなみに「御社と弊社で一緒に何かできたらいいですね」と言い合っている企業を見かけますが、そんなところから価値あるものは出てきませんよね。
欧米がやっていることを追いかけるのを、一度やめてみてはどうでしょう?「新興国は1枚当たりのプリントコストに厳しいため、ニーズに向き合うことでハードも新しい発想を生み出せる。一方、日本は機能追加によって商品を買う。本質的なニーズから目を背けられる状況になっている」その通りだと思います。経営者が本気で今後の経営を考えたときに、新興国を選ぶ理由になると思います。
エプソンといえば、1964年の東京オリンピックを契機に大きく飛躍した企業の一社でもあります。
1964年の東京オリンピックは、電子計算機が初めて導入されるなど、メイドインジャパンが世界から注目される切っ掛けにもなり、科学のオリンピックとも称されました。
電子計算機がその後、普及していく過程では、当然、電子プリンターも普及していきました。
さて、そのエプソンの旧社名は信州精器(株)でした。その後、電子プリンターが大ヒット商品になり、
EP(Electric Printer)+SON( 多くの価値ある子どもたち)=EPSONとなりました。
2020年に向けて、当時のEPSONのような企業が沢山出てくるとことを期待しています!