テスラが買収の独企業CEOが退任、理由はマスクの「過剰な要求」か
コメント
注目のコメント
「テスラとグローマンとの間で生じた問題は単に、マスクの性急な“破壊者”精神がドイツの秩序とプロセスを重視するエンジニアリング企業との間にもたらした文化的な衝突が原因なのかもしれない」
そうだと思う。「単に」ではなく、きちんとした手順を踏もうとするドイツのエンジニアが「ついて行けなくなった」んでしょう。
テスラが事業を拡大すればするほど、異なる経営文化の企業や普通の企業との接点が増える。
今のところはこういった経営哲学の文化摩擦では、「自己の流儀」にこだわり内製化に切り替えたりしているようだが、
どこまでも自己流を通すのか、ある程度妥協するのかは、複合産業である自動車業界への挑戦。50万台体制にするのだとすれば、内製に切り替えるという奥の手は使いづらいだろう。うまくサプライヤーとも付き合っていかなくては到底達成出来ない目標。テスラの場合は買収でそれを達成しようとしてる。
株式を売却した時点でテスラ第一の経営方針になることは目に見えていたのではないでしょうか。
M&A後の企業をロックアップ期間が切れると同時に辞めるCEOも多いですし、グローマンの元CEOの真意がどこにあったのかこの記事だけではちょっと分かりません。
グローマン側のストも画策されたものの、賃上げとストックオプションの付与で回避されたとのことで、割とグローマン側の思惑の方に影響された顛末の気もします。
