創業経営者は別格だ
NewsPicks編集部
519Picks
コメント
注目のコメント
この講演、幸運にも直接伺う機会に恵まれました。ちなみに、この講演の締めくくりで冨山氏は、次のようなことも仰っていました(2ヶ月前の記憶ベースですので、詳細誤りあったらすみません)。
【ご発言】
・現在の東芝は、筋としては「有事」である。有事である以上、外の人が経営を担うのが良い。具体的には、経営経験のある社外取締役(前田新造氏:元資生堂社長)が、しがらみなく、徹底的に事業ファースト(←これは「会社は事業をやるための器」という冨山氏の考え方が基にある)で、暫定CEOを担うべき
・くれぐれもパッチワークで問題の先送りをして欲しくない。今度こそ本格的な外科手術を。そうでないと日本の企業のガバナンスが遅れる
・冨山氏のパナソニック社外取締役就任について、「仮にパナソニックに何等か有事が起きて執行チームが全員倒れたら、自分は暫定CEOを引き受ける覚悟で受けている」
---
冨山氏を含む各プロのお話しを伺い、社外取締役とは、やはり株式価値最大化のミッションと事業の持続的成長を果たしてきた経営経験者が担うべきなのだという考えを、改めて強く持ちました冨山さんはものすごく引き出しが多くてかつその引き出しの奥行きが深い人。社会のどんなイシューでもすぐに構造と要因を分析してしまう。こういう人にもっともっと大きな役割を担わせたら社会はよくなるんだけどね。ご本人的には損な役回りも多いから大変だろうけれど。