最低賃金は上げるべきなのか
NewsPicks編集部
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大変説得力のある最低賃金論。完全雇用であれば最低賃金がベーシックインカム的な役割を果たしてきたと言うのはまさに。
また、最低賃金を上げることで、生産性が低い会社が潰れ、生産性が高い会社に移動することで、全体の労働生産性が高まるという従来からの主張も非常に明快。
最低賃金上げは、機械化による省人化の損益分岐点も下げますので、ロボット化への投資が加速するので更に良い効果があります最低賃金を引き上げても失業が増えないなら、引き上げた方が非効率企業から効率的企業へと労働力が移動するので、日本経済のためになる、という指摘。その通りですね。
失業が問題であった時代は、非効率企業が倒れずに立っているだけで存在意義がありましたが、労働力不足が問題になった時代には、非効率企業は邪魔ですから、最低賃金引き上げ等々によって淘汰すべき、という事なのでしょうね。Lのお付き合い先が多いですが、より一番企業が業績も高まり人も集まり、逆に二番企業以下が苦戦している印象です。
賃金レベルも高く、多角化により働く間口も広いので、差は益々広がるなと実感します。