鴻海、東芝の半導体事業に最高3兆円提示か
この記事は有料会員限定の記事となります
コメント
注目のコメント
ホンハイは時価総額6兆円、EBITDAは8000-9000億円、レバレッジはかかっておらずネットキャッシュ(一般に、グローバルで半導体は負債を余り使わない/使えないインダストリーなので、普通)。
なお、ホンハイのバリュエーションについて、EV/EBITDAマルチプルは5.9xしかありません。3兆円を全て負債で調達すると(数千億円の東芝メモリ事業のEBITDAを考慮しても)レバレッジレシオが3x程度上昇するため、EV/EBITDAのエクイティ価値に食い込みが生じ、株価に下落圧力がかかりそうです。
買収余力のあるホンハイと言えども、3兆円は清水の舞台から飛び降りるほどの規模に見えます
(数値の出所はSPEEDA)シャープの買収事案で、外野のいたずらな憶測記事か何の利益も生み出さないことをあれほど経験したのに、またぞろ憶測記事で囃し立てようとする。
しかも提案の中味が不明なことを良いことに、金額の多寡だけに注目させる無内容な記事。
どんな形式であろうと、このタイミングで個々の提案について会社や当事者がコメントできるはずがない。
静かに会社発表を待とう。鴻海は、OPM3-4%だから、年間、3000億円の設備投資ができるとは思えない。LCDやOLEDの投資もあるのだろうし。3兆円も、最終的には、またディスカウントするだろう。
シャープの場合は、大量購入による資材費カットなどの、多くのシナジーがあったが、メモリの場合は、あまりない、パッケージくらいだが、鴻海は持っておらず、東芝にとってメリットが少ない。
WDやサンディスクの分もあるから、米はエクソンフロリオ条項を発動するかもしれない。米は、鴻海を中国系台湾と見做している。
あと、ワンショットなら、金額的には、鴻海のキャッシュに加え、個人のキャッシュ、中国系の資金もあり、十分ではある。
シャープとの場合の比較
https://www.circle-cross.com/npのための場/