三菱商事がローソン株を買うことには反対だった
NewsPicks編集部
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「頼まれればやる(買収する)」。中内さんの口癖でした。十字屋や忠実屋、さらにリクルートなど、頼まれるままに企業買収を重ねた中内さん(時には頼まれなくとも、買ってたようですが)。その中内さんが自分が育てた事業を、売りに出た。拡大路線しか頭になかった中内さんにとっては、大きな決断だったでしょう。ダイエーの経営が傾く前、本当は事業承継しておくべきだった。経済の潮目は変わっていたのですから。ダイエーが沈んでいったのは多角化の失敗や阪神淡路大震災ばかりではなく、事業承継ができなかったからでしょう。一方、昨年末に小島順彦三菱商事相談役に取材した際、「新浪君はウチの出身ですよ」と嬉しそうに話してました。部下の活躍や出世は嬉しいものです。中内さんも、この喜びをもっと感じられていたなら。
じつは私はこの時、「(ローソン株を買うのは)よくよく考えたほうがいいですよ」と進言したのです。
なぜか、
が書いてない。
経営陣に反対意見して、
カッコいいようで、
なんか腑に落ちない。
経営トップが将来を見据えて様々なリスクを踏まえた上でする重大な決断に対する憧れのようなものがあったのかなと感じた。ローソン株20%の買取はダイエーからの持ち込まれ案件だったんですね。三菱商事が入ることで会社としての信用力向上・株価向上に繋がる。このあたりの市場や業界からの信頼感、そしてそこから得られるまたとないビジネス機会というのが三菱商事の一番の強みなのでしょう。