褒められたい、称賛されたい、「お利口メンタル」を卒業する
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NPOを経営しています。
復興支援も、「人に役立ちたい」と思うと長続きしません。被災された方も同じ人間です。時によそ者を痛烈に批判もします。「感謝されたい」というモチベーションで東北に来た人は、1-2年で去ることになります。
「東北の水産業の生産性はもっと上がる」「東北の観光の伸びしろはある」といったビジョンをもち、誰にも感謝されず、一日一日作業を積み重ねられるか。
NPO職員こそ「お利口メンタル」では続けられないのです。人生や仕事に迷いを感じている方へ草薙僧侶がアドバイス。誰かに褒められたい「お利口メンタル」を卒業し、やりたいことより「やる価値があると思えること」を追求することをお勧めしています。
【告知】
草薙僧侶のイベントを5月10日（水）に開催します。
「実践：仏教式メンタルヘルス」http://peatix.com/event/254950/view
※「NewsPicksアカデミア」優待イベントです。申し込みにはアカデミア会員IDが必要となります毎週毎週ですが金言のオンパレードですね笑
身の回りで「やりたいこと至上主義」のようなものを感じることがあり、私もそれには懐疑的です。
個人的に一番違和感があるのは、やりたいことをやることがあたかも楽なことであるかのように、手放しで称賛される感があることです。本気でやりたいこと・達成したいこととは、概して辛いことなのではないでしょうか。
なので「やりたいことやろうよ！(きらきら)」みたいなスタンスには脆さ・危うさを感じます。記事の通り、やりたいこととはいい加減、地道に積み重ねるのが本当の人生、というのは大変納得感があります。
また、ほめられることは私も大好きです（笑）。大好きすぎるので、ほめられることは自分のパフォーマンスを上げるための手段として完全に割り切って捉えています。確かにほめられることが目的になってしまうと、辛いのでしょうね。
