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文化庁の京都への全面的な移転が決まり、明日、文化庁地域文化創生本部が東山区に発足。当初は30名体制の予定が、38名に体制充実。これから新しい文化行政が始まり、文化で経済を活性化し、日本を豊かに、世界から憧れられる国にできるか、大きな転換期。
昨年3月、京都・関西の永年の悲願であった文化庁の京都への全面的移転が決定。 そしていよいよ明日、全面的移転に向け準備するため、一部先行移転組織「地域文化創生本部」が京都に創立。
地域文化創生本部は、文化庁はもとより、京都府・市、関西広域連合の自治体、京都・関西の経済界、企業、大学とオール京都・関西による体制を確立。文化庁の各部課にまたがる業務を一体的・融合的に推進、経済・観光・ものづくり・まちづくり等と積極的に連携するなど、新たな政策ニーズに対応されます。
文化庁の京都移転は、東京一極集中の是正や人口減少社会の克服を目指した、国の地方創生を推進する取組の一環。文化で地域を活性化・日本全国を元気に!文化で国力を高め、世界の平和に貢献。そのため、文化と経済、観光、教育、福祉、子育て支援など~あらゆる施策を融合して新たな文化政策を創造。

本市としても、文化を機軸とした都市経営を更に深化させ、全国と連携し、危機的な全国の地場産業・伝統産業や中小企業の振興につなげ、文化立国、文化GDPの拡大、豊かな日本の実現へ貢献できるよう努力します。
私自身、「文化がお金になる」とは考えたこともなかったので、今回は新しい発見でした。みなさんのまわりにある文化がもたらす経済効果の例も、紹介していただけるとうれしいです。
文化が経済を救うのではなく、
経済活動として広く普及したものが、長い年月をかけて文化となる。
京都はとてもいいところですが、伝統や格式のあるものだけが文化ではない。
格式のある歌舞伎だって元々はエロだったわけで…。
そういう意味で、現在「品が無い」とか「下世話なモノ」だって、将来文化となりえる可能性を持っていると思ってほしい。
まず日本の文化GDPが5兆円しかない、とする文化庁資料が不思議。コンテンツ産業だけで12兆円市場なのに。まず「文化とは何か」から考えるのがよろしい。
京都出身の私としてはとてもうれしい指摘です。JR東海の「そうだ、京都へ行こう」キャンペーンが始まったのは1993年。それまで3000万人規模だった京都への観光客は、今は6000万人規模になり、観光消費も1兆円に迫っています。京都の街も新たな観光資源、文化資源の開発に努めました。「おばんざい」という言葉は私の子どもの頃、京都ではほとんど聞いたことがなかったのに今はなぜか京料理の代名詞のようになりました。私が子どもの頃に野球をやっていた壬生寺は新撰組ブームもあって有料の観光スポットに生まれ変わっています。京都の成功は、規模は違っても全国どこでも実現できると思います。「そうだ、京都へ行こう」の言葉を「文化GDP」にして、地元の観光開発、文化発見のブームをつくりたいです。
日本にシリコンバレー的なものを作るより、世界の漫画家の聖地を秋葉原に作って、漫画家の収入を大幅に引き上げれば10年後には大きな収益を生むはずです。
我々は「日本文化」をちゃんと解っているだろうか?
建物、食事、芸術、習慣、言語など、人間の生活様式の象徴となるが、日本は明治維新以降、その旺盛な好奇心で急速に文化を西洋化して来た。
しかし、その西欧的経済ルールに中で、バブル期にように日本が経済的GDPで世界を牛耳る事は二度とないだろうし、中国の台頭など、我々を取り巻く環境も変わって来ている。

今後、日本が成熟国家としての姿を模索する時、「文化でどう影響力を出せるか?」は大きい。ついでに儲けも。
フランスから文化を取ったら、単なる中堅農業国。
スペインから、ピカソやシャガール、ダリ、ガウディを取ったら、単なる喋りまくるうるさい国民。
イタリアから、ルネサンス期やローマ時代の文化的建造物を取ったら、単なる破産寸前の国家。
政治的にも日本のシンパを増やしたければ、経済より文化の方が有効なツールとなる。

京都のお墓に久々にお参りしたくなった。ついでにお寺回りと京懐石を堪能。
アートとは何か。文化とは何か。それを考えさせられる記事。

文化庁は省庁の中でも最も弱い立場ともいわれる。財務省との関係から、文化GDPという方向性を打ち出さざるを得ないのかもしれない。しかし、それはアートや文化が「役に立つ」ことを前面に打ち出すことになるのではないだろうか。

儲かるアート。経済が潤いGDPを創出する文化。

しかし、そういう商業的、経済的価値がない文化やアートもたくさんある。いやむしろそれが普通なのではないか。親しくしているアート・マネジメントの専門家は、「文化とは人間の日々の営みの総体であり、アートとはそのような営みの中で、少し先の時代を映す鏡のようなもの」と語っている。こう定義すると、文化やアートには、ものすごく役に立つものも、まったく何の役にも立たないものも、在って良いことが、自然にわかる。それらをすべて含めて、私たちの日々の営みがある。

そんな彼女が、造形作家・川俣正氏の言葉を教えてくれた。

「アートは、社会的に何の役にも立たないことにおいてのみ、社会に役立つ。」
PC画面ではAIのニュースの下にこのニュースが並んでいたのがおもしろい。
今は小説を書いてくれるAIも存在するようですが、やはり人間に残された最後の砦は文化やアートであると信じたい。
イノベーションも「すさぶ(遊ぶ)」心の余裕から生まれるものだと思います。
海外比較でいえば、欧州では旧市街など過去の文化をしっかりお金をかけて保存・維持している。日本は中国のようなダイナミックな世界遺産はないので、観光産業を拡大するなら地方習慣なども大切にしたいものです。
神仏習合、八百万の神、日本書紀、古事記、ホツマツタエ、万葉集、源氏物語、枕草子、古今集、新古今集、閑吟集、梁塵秘抄、神社仏閣、流鏑馬、大相撲、座禅、茶道、着物、生花、田楽、猿楽、能、狂言、謡、歌舞伎、人形浄瑠璃、忍者、侍、芸者、鋳物、竹細工、木工品、ガラス細工、友禅、西陣織、陶芸(陶器、磁器、漆器)、提灯、漬物、天ぷら、寿司、蕎麦、和紙、染物、畳、仏壇、線香(お香)、盆栽、寺子屋、囲碁、将棋、銭湯、紙芝居、凧、和歌、俳句、川柳、落語、浮世絵、春画、漫画 、アニメ、コミック、ラノベ、ヴィジュアル系、テクノポップ系 、エレクトロ、ボーカロイドなど他数多多数 こういうものが重層的に重なり複合的に絡み合い日本独自の文化は構成される。