この連載について
時代を超えて受け継がれる「教養」。今その価値が見直されている。各大学はリベラルアーツプログラムを強化。歴史や哲学、宗教などをテーマした書籍もベストセラーとなっている。しかし「教養」という言葉が意味する範囲は広く、議論が錯綜している感は否めない。そこで各界の「教養人」とともに、現代を生き抜くために必要な「教養」の具体像と、それを身につけるための方法を探る。
業績

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いわゆる教養という分野に関連するものが私は好きです。だから半ば自己正当化として「教養は役に立つ」と主張している可能性を否定できません。自分がサブカル好きだったら「サブカルなくして社会は読み解けない」とか言っている気もします。
あと、教養というと脳みそ系の話ばかりが多いですが、人間は動物なんだから、身体を動かすことも大切だと思っています。真善美を実践するのであれば、頭の中だけでなく、身体も整えたほうが良いと思うんですね。
(追記)
そういえば、大内さんのコメント見て書かなきゃと思ったんですが、僕はニュースは適度に読んでます。いまは基本EconomistとFTのみです。これはこれで、エスタブリッシュメント的なものの見方しかできなくなりそうで不安もあるんですが、いまは時間が無いのです。
岩波文庫といえば、空海以来の天才であった井筒俊彦さんの『意識と本質』を読んで最大の衝撃を受け、類書に数十万お金をかけ、数ヶ月を費やし、解説資料も作りました。新刊1,000円ちょっとの本ですが、私は100万円の価値があると感じています。(ビジネスには役立ちませんが)
こんな読書経験が、人生には必要ですよね。
「また、プラトンはもともとレスラーですし(ちなみにプラトンという名前はリングネームです)」
プラトンはタックルの先輩だったのか!!??
あ、でも古代ギリシャだからグレコローマンスタイルだとするとタックルはないか。
よし、じゃあ俺は「タックルのできるプラトン」を目指すか!
特に「教養」と「大きな課題設定能力=ビジョン構築力」が密接に連関しているというのは腹落ちしました。
弊社小笹から古典を読めと勧められても逃げ回っていましたが、猛烈に古典を読んでやろうと誓いました(笑)
・社会を発展させるためには「何を課題とすべきなのか」「いかに課題を解決するのか」の2つが必要
・後者は機械にできる部分が増えるが、前者は人間にしかできない。特にリーダーは「ビジョン」を掲げる必要があるが、それは課題の設定に他ならない
・古典が設定する課題は常に人類にとっての最重要課題であり、いつまでも色褪せない。先人たちが当時の社会に対してどのような課題を見いだし、それをどう解決しようとしたかが読み解ける
・アメリカのIT企業のトップは例外なく読書家である。ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、ジェフ・ベゾスなど、誰もが相当な量の本を読んでいる
・読書習慣のある人は明らかに言語能力が高い。人間の思考は言葉に依存しているので、教養を高めるためにはまずは読書から始めるのが良い
ちなみに、岩波文庫はサービス精神がないというか、訳文やフォーマットが読みにくすぎます。古典を読むなら、光文社古典新訳文庫を強くお勧めします!
マズローの境地ですね。
一方、非生産的な日を過ごすことないのかなと不思議にも思いました(笑)
私自身は、Whyが全ての出発点だと考えています。
Whyという好奇心をまず持ち、WhatとHowを問う。そして、Why→What→HowのPDCAを繰り返すことで自然と質が向上される。
「2時間」を確保するためにも、特に日本のビジネスパーソンには働き方改革が必要だと改めて感じました。勿論その2時間を自己修養(読書、議論、旅行、運動、芸術)に費やすのか家族との時間に費やすのかただグータラするのかは本人に委ねられるのでしょうが。
私も思い起こすと小中高とだれよりも本を読んでいたのを覚えています。何を読んでどう感じたかなど、もはや詳細はほとんど覚えていませんが、本記事にあるように、論理展開の手数というか、世の中の理解の視点の多様性を得たように思えます。
いまは、読書に関してはひとつだけ指針があります。誰か自分の知人友人が良いといった書籍はとりあえず即買う、という習性です。結構いろいろな思想やバックグラウンドをもつ知人友人がいるので、それだけでも、かなり新しいものに触れることができますね。
ビジネスと教養の関係性についてとても的確にコメントされていて良かった
確かに成功されてる方々は忙しいはずなのにガンガン本を読まれてる。
『一日平均して2時間くらいを自己修養に費やし、それを読書、議論、旅行、運動、芸術にそれぞれバランスよく割り振ったらどうでしょうか。この5つにきちんと時間を割いている人が少なすぎるように思います。』