業績
国内化粧品大手。美容食品やレストラン事業も手掛ける。化粧品では幅広い価格帯の製品を扱うが、近年は高価格帯のスキンケア品に重点領域を絞る。トイレタリー関連は2021年に売却。
時価総額
1.64 兆円
業績
トイレタリー国内首位。傘下にカネボウ化粧品。油脂、機能材料のケミカル事業と連携してトイレタリー製品の開発することで、高付加価値原料による他社との差別化や収益性向上を図っている。
時価総額
2.66 兆円
業績
この連載の記事一覧
【圧倒的時短】ツールで圧縮できる、経営企画9つの業務
862Picks
《一石二鳥》市場調査ツールで外部環境分析を時短かつ高クオリティで
148Picks
【検証】市場調査ツールを使って、新規事業のタネを考えてみた
372Picks
意外と知らない?経営企画がぶつかる壁とは
133Picks
利用者の9割が実感。「圧倒的時短」を叶える市場調査ツールとは
1645Picks
100名の実体験。新規事業の先駆者が陥った「罠」とは?
70Picks
【無料視聴】ノーベル賞・吉野彰が登壇。サーキュラーエコノミーの最前線を知る2時間
170Picks
【申込受付中】ノーベル賞吉野氏らと循環型経済の事業戦略を議論
66Picks
顧客起点で、変化にスピーディに対応する「アジャイル経営」
165Picks
専門家から24時間で回答が届く。「FLASH Opinion」の衝撃
752Picks
競争が激しくなる中でどこのチャネルにフォーカスするかも重要な戦略です。
特約店による販売が低下し、2000年代にはDHCやドクターシーラボのようなネット通販専業企業が躍進。ドラッグストアでは一般用医薬品や食品メーカーなども攻勢をかけてきている。ネットやドラッグストアは低~中価格帯が中心なので、資生堂のような化粧品メーカーが高価格帯で差別化を図るというのは自然な流れに思います。
なお、世界でみると、スキンケア重視のアジアとメイクアップ重視の欧米でコンセプトが大きく異なるなどの特徴もあります。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011429
一部商品の高価格帯ぶりがよく分かりますね。
化粧品のブランド化が進む中で、技術に裏打ちされた商品は新しい差別化として注目されているとのこと。大変面白いのは、メーカー側が打ち出したい技術は難しすぎて消費者に刺さらず、「遺伝子」「再生医療」といったなじみのあるワードが含まれていることが大切という調査結果が出ていました。さらに、大学などと共同研究している「らしい」ということが、消費者にとっては大事とのこと。サイエンス「感」をいかに出すかが大切であると結論づけられていました。さらにこうしたマーケティングの結果、サイエンスコスメに対する消費者の満足度は80%超えとのこと。
どこまでいってもマーケティングの世界なのだと思わされます。
一方で、ポイントメイクは1人でも同時に複数のブランドを持ち、流行りによりころころ変え、競争は激しい