“メルカリがリモートワークを禁止する理由” 注目企業の会社を強くするアイデア
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注目のコメント
まぁ、どれでも効能もあれば弊害もあるということですよね。私の直近で言えばリクルートはリモートワーク推進派でしたし、LINEは集まることを重視していました。
何を重視するか、経営者の考え方や事業の状況次第。
1番悪いのは思考停止になって、意味もなく会社に来る、帰る、が当たり前で意義がない状態。
来る、来ない、それぞれに目的を持たせて社員が分かって運用していればそれはOKなのだと思います。メルカリさんやスマートニュースさんの事例は、「ソーシャル・キャピタル」の概念に似た捉え方なのかな〜と思い、大変共感しました。
勉強中の本の一つに書いてある「ソーシャル・キャピタル」の定義は以下。
「ソーシャル・キャピタルは、人々のあいだの積極的なつながりの蓄積によって構成される。すなわち、社交ネットワークやコミュニティを結びつけ、協力行動を可能にするような信頼、相互理解、共通の価値観、行動である」
もし、会社を「自分のプライベートな目的の達成を気にかける個人の集合体」として捉えるなら、ソーシャル・キャピタルに投資する必要はないが、「組織」や「協力グループ」のようなものとして捉えたいならば、企業の投資は、ソーシャル・キャピタルを増加に向けてするべきだと。
ソーシャル・キャピタルを増加させるための投資としては、例えば、
- お互いのつながりを育むための時間と空間を提供する
- 信頼をはっきり示す
- 目標と信念を効果的に伝達する
- 単なる所属にとどまらない誠実な参加を引き出すような公平な機会と報酬を提供する
などが挙げられる。
ソーシャル・キャピタルは、人として、社会として考えたら、当たり前に大切なこととして捉えられるけど、企業という組織体だとなぜか語られないことが多いけど、株式会社やスポーツチームなど、あらゆる意志のある活動団体において重要だと思います。
新卒で入った会社で11年も働いてきて、その間、理想的な組織を作るために試行錯誤し続けてきて、一応上場企業の役員になったおじさんのぼやきでしたw
ちゃんちゃん♪リモートワークは、国際比較で低いと言われる日本のホワイトカラーの生産性向上策として経産省や総務省もプッシュしています。
政策の場ではテレワークと呼ばれることが多いようです。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/
でも、記事にもあるように、場所だけ変えるだけで生産性が上がるというのは期待しすぎと思います。
「100人いれば100通りの働き方」というサイボウズのやり方でも、必ずしもリモートで働くことと同じ意味ではなく、要するにサイボウズでもメルカリでもいかに効率的な働き方ができるかを追求した結果であって、「100社あれば100通りの生産性向上の方法がある」ということだと思います。
ベンチャー企業である弊社のオフィスはフリーアドレス、デスクも選べますし、今日は、共有スペースの一角に移って気分を変えて仕事する、というのもOKです。メンバー同士のコミュニケーションで生まれる何かこそが
新しい価値を生むならば、基本はオフィスにいながら、そこで自由に仕事するのが効率的という考え方もありだな、と思います。