この連載について
東大、早大、慶大──ハイエンド就活生──に異変が生じている。
企業での実務インターンや起業、AIやデータ解析の研究などを経験し、高いスキルを持つ学生──名付けて「プロ学生」が登場。彼らは通常の「新卒」には収まらず、高額初任給の提示、最初から幹部候補として採用、はたまた彼ら向けの部署を用意といった厚遇を受ける。学生にも確かな「スキル」「即戦力」を求める時代が到来しつつあるのか。採用チャネルも多様化し、同じ上位校の学生の間でもプロ学生と普通の学生との間で格差が増大する時代。カオスと化したニッポンの就活は、どこに進むのか。その最先端を追う。
この記事の著者 / 編集者
関連する企業
三井グループの総合商社大手。生活産業、化学品、エネルギー、金属資源、機械・インフラ事業などを展開。特に鉄鉱石、原油の生産権益量で高いシェアを有するなど、金属資源分野に強みを持つ。
業種
総合商社
時価総額
10.8 兆円
業績
シェア
新規登録またはログインすると
チャートを見ることができます
新規登録する
ログインはこちら
この連載の記事一覧
【リクルート】新卒と中途の境い目はなくなっている
247Picks
【パナソニック】「プロ」採用枠を用意、「期間限定」入社も歓迎
122Picks
【JT】内定者から幹部候補を選抜、3倍速で成長させる
137Picks
【伊藤忠】現状維持は停滞だ。欲しいのは究極の負けず嫌い
224Picks
【三菱商事】企業ウケを狙うな。「学生らしい学生」を評価
215Picks
【山崎元×永濱利廣】会社は「ブランド」で選んでいい
195Picks
【寄稿】仕事は「苦にならないこと」で選ぶのが基本
266Picks
【寄稿】会社名で選ぶな、自ら会社のブランドになれ
113Picks
【新】三菱商事、三井物産、伊藤忠商事の採用責任者が登場
447Picks
【人気企業ランキング】東大、京大、早慶が今一番行きたい会社
325Picks
「新卒でもメガディールに参加できるが、大きなビジネスは雑務も膨大。新卒で商社に入ると5-10年はこれを担う。やっかいなのは、5-10年後に社内や労働市場でライバルになるのは本物の修羅場を経験してきたツワモノ達で、その頃には新卒プラチナチケットの価値はなくなってる。会社としての商社は魅力的だけど、今ではファーストトラックとして商社の魅力は減ってきている。」
与えられた仕事をきちんとこなすことも確実に大事ですが、、何年も雑務をする価値があるかどうかは各自で判断するべきです。
選抜手法をより良いものにするためには「妥当性(業績予想、十分な情報収集)」「信頼性(評価結果再現性、評価者間一貫性、出身大学などノイズとなる情報への対応)」「当事者の納得感(求職者、評価者の反応)」が担保される必要があります。選抜手法と業績予測力の妥当性検証においても面接系と比較してワークサンプル系は妥当性が高いという研究もあるようですので、合宿などはその人を見るにあたり大きな参考になるのではないでしょうか。
ただ「相手が心から思っていないことを言うと、それは嘘だなと分かります。学生が、自分で思っていないことや、偽った生きざまを語っても、すぐに分かります。」とありますが、これは過信です。
もしこれが本当であれば、三井物産さんはメンタルヘルス事例において演技性パーソナリティー障害だとか自己愛性パーソナリティー障害だとか巷では言われる社員への対応に苦慮したことはゼロだと胸を張って言い切れるでしょうか?(笑)
これから面接対策をしようとしている就活生はもちろん、既存の選考方式に問題意識を抱えている人事の方にも必見の内容です。
ぜひご覧ください。
ここに商社の特徴が現れているなぁと感じます。
僕はどちらかと言うと、「経営できないなりにも経営を実際にやってみてPDCAを回し、本物の経営人材へと成長していく」手法の方が好きです。
こちらはベンチャー企業に多い特徴でしょうか。
本当に将来事業経営をやりたい、というのであれば、経営の勉強のために5ー10年下積みを積んでから、という人とその5ー10年の間ずっと経営にチャレンジし続けた人だと後者の方が事業をスケールさせる能力が高いのではないかな、と思います。(もちろん社内新規事業なのかゼロからの起業なのか、といったレベル感の違いはあると思うので一概には言えませんが。)
実際、日本や世界で名だたる事業家を見てみても若くして事業経営に携わっている人が大多数です。
そういったことも含めて、働いたことがない就活生は考えなきゃいけないと思うのでとても大変だなぁと感じます、自分も就活生ですが。笑