長年噂されてきたサムスンの折りたたみ式スマホ、ついに今年発表か
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折りたたみさせるためにはタッチパネルもディスプレイも常時曲げられなくてはなりません。ディスプレイはPI基板の上にTFTを形成し発光体を蒸着するプラスチック有機ELディスプレイが既にGalaxy Edgeに搭載されており、折りたたみ(フォルダブル)まではいかないまでも曲げたまま固定して画像を表示するカーブドデザインには寄与することに成功しています。
問題はタッチパネルにもありそうです。タッチパネルはITOフィルム( or ガラス)で出来ていることが多いわけですが、ITO配線は曲げるとクラック(割れ)してしまう。これに対する対抗策として曲げ耐性のある金属配線が検討されています。主に銀ナノワイヤや銅メッシュなどが代表的ですが、斜めから見たときのギラツキの問題やITOと比較したときの透明度や色味など、様々な面でまだデファクトスタンダードにはなり得ていません。
例えば、三星ディスプレイに数多くの材料を納入している住友化学(及びその子会社の東友ファインケム)あたりはこれらに対するソリューションを一通り揃えており、これからの有機EL時代には中心的な材料メーカーになっていくようには思います。携帯の歴史は、折りたたんだり、折りたたまなかったりの繰り返しですね。
昔使っていたPHSは折りたたみませんでした。
その後、カメラ携帯が流行り出し、折りたたみ式が主流に。
そしてiPhoneになり再び折りたたまなくなりました。
携帯の歴史はどこまで繰り返されていくのか。