地銀再編、次は新潟で第四・北越が経営統合へ
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
地域再編としては模範的かつ理想的な組み合わせ。
十八・親和に続き、地域のメインプレーヤーの統合は、地銀生き残りの必要条件の一つである。
蛇足ではあるが、過去の米銀再編の研究結果からも、広域的再編よりも域内での再編のほうが経済的な成果が大きいことが報告されている。
これは、プライスリーダーシップを握ることが地域市場の覇権を確かなものとするばかりでなく、その他のプライステーカー的な存在にとっても無益な過当競争が緩和されるメリットをもたらす。全国で地銀再編は続くだろうけど、単に合併をしてリストラするだけではいずれまた行き詰まりますよね。
地方銀行の本来の業務、地元の資金を地元の事業に回していくという動きがどれだけ貸し渋り貸し剥がしでノウハウ失ってきた地銀が多い中で再び作り上げるか、が問われていると思うところです。
とある第一地銀役員の方から「何を地域でやったら稼げるのか全くわからないんですよね」という発言をきいた時に、脱力したのを思い出します。それで地方創生に金融が関与するとかいっても、結局役所からのお金をもらおうとしているだけではないのか、といって二度と会いませんでした。
再編だけでなく、次なる地域を支えるちゃんとした「銀行」が求められると思うところです。うーん、同一地域上下統合ですか。また公取がガタガタ言うでしょうし、パイの広がりがないと言う点では、うーんです。個人的には隣県タスキ掛け統合が地域にとっても一番いいと思っております。地銀の数が多すぎる我が国においては、同一県内上下統合や隣接県のナンバーワン同士の統合では残された下位行の生き残りが難しくなるので、一県の上位行と隣接県の下位行のたすき掛けがいいと思うのです。本統合の良し悪しは別として、いよいよ東北、北陸で上位行を含め統合が動き出した意義は大きいと思います。